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ナショナルインスツルメンツ社製小型計測・制御ボード搭載の自動運転車研究開発入門機販売開始【ZMP】

2014年9月4日

-システム開発ソフトウェアNI LabVIEWで実車1/10サイズのミニチュアカーを制御-

この度、日本ナショナルインスツルメンツ㈱(本社:東京都港区、代表取締役:池田亮太、以下日本NI)の、小型計測・制御ボード「NI myRIO」を搭載した1/10サイズのカーロボティクスプラットフォーム「RoboCar® 1/10 NI myRIOパッケージ」を販売開始しました。

実車 1/10 スケールのミニチュアカー「RoboCar®1/10」は、自動運転車開発の入門機として自動車・部品メーカ、研究教育機関においてご好評を頂いております。本製品は、RoboCar® 1/10の情報処理プラットフォームにNI myRIOを搭載し、RoboCar® 1/10のセンサ、モータにアクセスするNI LabVIEW(注1)用のインターフェースを実装しました。本製品により、C言語などのプログラミングなしで、NI LabVIEWのグラフィカルな開発環境を用い、センサデータ処理や画像処理、走行制御など、RoboCar® 1/10の豊富な機能を使ってアプリケーションの開発を行うことが可能となります。自動運転や運転支援技術の研究開発など自動車分野のほか、建設土木、農業、物流分野での自動走行・自律移動技術の研究開発にご活用頂けます。

価格は、一般710,000円(税別)、アカデミック580,000円(税別)で、本日より受注を開始致します。



【主な特徴】

 実車1/10サイズミニチュアカーに小型計測・制御ボードNI myRIOを搭載
 周囲環境のセンシングおよび車両挙動検出のための各種センサを搭載
 グラフィカル開発環境NI LabVIEWでアプリケーション開発が可能
 Wi-Fi、Bluetoothで無線でデータのモニタリング、カメラ画像のモニタリングが可能


【主な機能】
1. NI LabVIEW上で以下のデータが取得可能
 車輪速エンコーダ
 モータ回転数
 加速度・ジャイロセンサ、赤外線測距センサ
 レーザレンジファインダ(オプション)

2. カメラ画像の取得と処理がNI LabVIEWで可能
(要画像処理ツールボックス)

3. NI Vision画像入力ソフトウェアへ下記の指令が可能
 車両速度
 ステアリング操舵角


【用途例】
 自動運転技術の開発
 安全運転支援機能の開発

a.レーンキープ
b.プリクラッシュセーフティ
c.自動駐車  など

 車両型遠隔操縦ロボットの開発


【主な仕様】


「RoboCar® 1/10 NI myRIO」  ウェブサイト
http://www.zmp.co.jp/products/robocar-110_package_option#rio


(注1)NI LabVIEW 計測/テスト/制御システムの開発に使用されているシステム開発ソフトウェア。テキスト行ではなくドラッグアンドドロップ式の関数ブロックでプログラミングでき、直感的なフローチャート表現によりコードの開発や管理、解釈が簡単に行える。


【日本ナショナルインスツルメンツについて】 http://japan.ni.com/
ナショナルインスツルメンツ(NI)は、1976年以来、柔軟で優れたテクノロジソリューションを提供し、世界中のエンジニアの生産性向上とイノベーションを後押ししてきました。ハードウェアとソフトウェアを統合したNIのプラットフォームは、ヘルスケアや自動車、家庭用電化製品から素粒子物理学にいたるまで、あらゆる業界で活用され、社会の発展に貢献しています。日本ナショナルインスツルメンツは、NIの日本法人です。


【本件に関するお問合せ】

㈱ZMP 営業部 TEL : 03-5802-6901 / FAX : 03-5802-6908 E-Mail : info@zmp.co.jp






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