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2014年モスクワ国際モーターショー出品概要【三菱自動車工業】

2014年8月27日

三菱自動車は、8月27日(水)から〔一般公開は8月29日(金)から〕9月7日(日)まで、ロシア モスクワのクロッカスエキスポ(Crocus Expo)で開催されるMoscow International Auto Salon 2014(通称:モスクワ国際モーターショー)に、2014年9月から同国で販売を開始する世界初の4WD・SUVプラグインハイブリッド車『アウトランダーPHEV』を出品するとともに、『MITSUBISHI Concept GC*1-PHEV』と『MITSUBISHI Concept XR*2-PHEV』のコンセプトカー2台を含め、合計12台を出品しました。

『アウトランダーPHEV』は、電気自動車『i-MiEV』のEV技術をベースに開発した、先進の「プラグインハイブリッドEVシステム」(以下PHEVシステム)を搭載し、日常は環境に優しいEV走行、遠出はモーター主体のハイブリッド走行により、高い環境性能と優れた経済性を実現しています。また、前後にそれぞれ独立したモーターを搭載したツインモーター4WDにより、滑らかな加速感、高級車並みの静粛性を両立しています。

『MITSUBISHI Concept GC-PHEV』は、3.0L V6スーパーチャージドMIVEC*3エンジン、8速オートマチックトランスミッション、高出力モーター、大容量バッテリーなどで構成するFRタイプのPHEVシステムを搭載し、オールラウンドSUVに相応しい走りを実現するフルタイム4WDの次世代ラージSUVです。

『MITSUBISHI Concept XR-PHEV』は、ダウンサイジングコンセプトを取り入れた1.1L直噴ターボチャージドMIVECエンジン、軽量・小型・高効率モーター、大容量バッテリーなどで構成するFFタイプのPHEVシステムを採用し、“走る歓び”の新次元を拓く次世代コンパクトSUVです。

『アウトランダーPHEV』で実現したPHEVシステムに加え、この2台のPHEVコンセプトカーにより、マーケットやセグメントに応じた最適なPHEVシステムを提案します。

同日行われたプレスブリーフィングにおいて同社の相川社長は、「当社は、2014~2016年度までの中期経営計画 『New Stage 2016』を発表し、新たな成長ステージに向けて取り組んでおります。この計画達成のためにロシアを最重要市場の一つと位置づけております」と述べたうえで、「『アウトランダーPHEV』は、電気自動車技術、SUVのノウハウ、そして四輪駆動・四輪制御技術、これら全ての集大成であり、ツインモーター4WDのプラグイン・ハイブリッド車としては世界唯一のクルマです」と語りました。

*1・・・GC:Grand Cruiserの略。壮大な大地を堂々と、かつ環境に優しく走り抜けるという意味。
*2・・・XR:X(cross)over Runnerの略。スタイリッシュなクロスオーバーコンセプトと、街中をきびきびと走るという意味。
*3・・・Mitsubishi Innovative Valve timing Electronic Control system(三菱自動車の可変バルブタイミング機構の総称)。

『アウトランダーPHEV』(ロシア仕様車)






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