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世界ラリー選手権(WRC)で3位獲得【フォルクスワーゲン グループ ジャパン】

2014年8月25日

チームの母国、第9戦「ラリー・ドイツ」でアンドレアス ミケルセン選手が表彰台

フォルクスワーゲンは、自動車レース(ラリー)の最高峰「FIA 世界ラリー選手権(通称:WRC)」の第9戦「ラリー・ドイツ」に市販車をベースとした3台の「ポロR WRC」で参戦、ノルウェーのアンドレアスミケルセン選手が今季3度目となる表彰台を獲得しました。セバスチャン オジェ選手とヤリ‐マティラトバラ選手はリタイアを喫したものの、選手権でのリードを保っています。



2014年8月21日(木)〜8月24日(日)にかけて開催された「ラリー・ドイツ」は、ドイツ東部の古都トリアーを拠点とした今年初の本格的な「ターマック(舗装路)ラリー」です。競技区間(スペシャルステージ、通称:SS)は18、SS距離326.02km、総走行距離1305.79kmで争われました。

ラリーは21日(木)夜にセレモニアルスタートが行なわれ、本格的な競技は22日(金)からスタート。先頭走者のオジェ選手がラリーをリードしたものの、初日最後のSSでコースアウトを喫し、戦線離脱を余儀なくされました。23日(土)は代わって首位に立ったラトバラ選手が終始ラリーを引っ張る展開となりましたが、復帰したオジェ選手は再度コースアウト、リタイアという結果になりました。最終日の24日(日)、首位ラトバラ選手は最初のSSでコースアウトを喫し万事休す。チームにとっては苦しい母国ラリーとなりましたが、5番手を走行中のミケルセン選手が3位表彰台を獲得しました。


フォルクスワーゲン モータースポーツ ディレクター : ヨースト カピート

「勝利を目前にしていただけに非常に残念です。人間ですからミスもしますし、これもラリーです。ドイツでは運がなかったということでしょう。その代わり、ミケルセン選手が表彰台を獲得してくれました」

■ カー#1 : セバスチャン オジェ(フランス)   最終結果 : リタイア
「今回のことは早く忘れたいのが正直なところですが、我々の実力はこれまでの結果が証明しています。これを糧に、次戦はマニュファクチャラーズタイトル獲得に向け、気持ちを切り換えて挑みます」

■ カー#2 : ヤリ‐マティ ラトバラ(フィンランド)   最終結果 : リタイア
「つかみかけていた勝利を逃し、チームにも申し訳なく思います。難しい路面状況に足元をすくわれました。次戦ではマニュファクチャラーズタイトル獲得と同時に、さらに上を目指して走ります」

■ カー#9 : アンドレアス ミケルセン(ノルウェー)   最終結果 : 総合3位
「チームはいつものように、勝利のため全力を尽くしましたが、残念な結果となってしまいました。私の舗装路のラリーで初めての表彰台が、チームにとってせめてもの救いになるといいのですが」


■ FIA 世界ラリー選手権 第9戦ラリー・ドイツ 最終結果

■ FIA 世界ラリー選手権 マニュファクチャラーズ選手権ランキング(第9戦終了時点)

■ FIA 世界ラリー選手権 ドライバーズ選手権ランキング(第9戦終了時点)


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