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東風日産、「ヴェヌーシア・デザインセンター」、「先進工程技術センター」、「企業大学」を設立【日産自動車】

2014年8月6日

投資総額は、7億人民元
「ヴェヌーシア」は、専用のデザインセンターと先進工程技術センターを持つ、中国初の外資系合弁自動車ブランドに
主要第一期工事は、2015年に完成予定

東風日産乗用車公司(DFL-PV)は、6日、今後の事業の発展に重要な役割を果たすことになる、「ヴェヌーシア・デザインセンター」、「先進工程技術センター」、「企業大学」の定礎式を執り行いました。主要な第一期工事は、2015年に完成する予定です。

東風日産による、これらセンターへの投資総額は約7億人民元です。「ヴェヌーシア・デザインセンター」と「先進工程技術センター」は、「ヴェヌーシア」ブランドの専用設備です。「ヴェヌーシア」は、東風日産の自主ブランドで、専用のデザインセンターと先進工程技術センターを有する中国初の外資系合弁企業の自動車ブランドとなります。

「ヴェヌーシア・デザインセンター」は、 「ヴェヌーシア」のエクステリアおよびインテリアデザイン、カラーデザインを行うと共に、クレーモデルやデジタルモデルの製作や、将来に向けた「ヴェヌーシア」のデザインの特徴の明確化を図ります。

「先進工程技術センター」は、ヴェヌーシアブランドの新型車の試作や解析と、先進的な生産技術の開発などを担当します。

「企業大学」では、エンジニアリングスタッフやディーラー、サプライヤーに対するトレーニングの実施や、教育用プログラムの提供を行います。また、若者の雇用やトレーニングを行う機関とも協力していきます。

これらの主要な施設は、東風日産のバリューチェーンを強化し、「ヴェヌーシア」の商品競争力やその後の販売に貢献していくと見込んでいます。更に、現地で行うデザインや先進的な生産技術の開発、優秀な人財の育成は、東風日産を最も先進的な中国自動車メーカーに発展させると期待しています。

東風日産総経理の打越晋は以下のように述べています。「2012年4月に初めて中国市場に投入して以来、ヴェヌーシアは中国で最も急速に成長を遂げている中国自動車ブランドの一つとなりました。この3つの主要センターは東風日産の開発や生産の能力拡大において重要な役割を担います。これらのセンターへの投資は、ヴェヌーシアブランドに対する私たちのコミットメントと期待を証明するものです。」

定礎式は、総敷地面積 80,000m2の広州市花都区の建設地で行われました。式には、会社関係者と地元政府関係者が出席しました。






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