ニュース

タクトスイッチ®静音ミドルストロークタイプ「SKSTシリーズ」を開発、量産開始【アルプス電気】

2014年7月29日

静音と好フィーリングを両立
タクトスイッチ®静音ミドルストロークタイプ「SKSTシリーズ」を開発、量産開始


当社は、車室内の操作に最適な、車載向けのタクトスイッチ®静音ミドルストロークタイプ「SKSTシリーズ」を開発、量産を開始しました。

自動車には「快適・安全」に寄与するさまざまなスイッチが搭載されています。センターコンソールに配置されるエアコンやオーディオの操作、ステアリングに配置されるドアミラーやハンズフリー通話の操作などは代表的なものです。

これらのスイッチには、温度や振動など厳しい車室内環境への対応はもちろん、高級感や各自動車メーカーのイメージに適した統一感のある音、フィーリングも求められます。また、エンジン音のない電気自動車では、静かな車室内を保つことが求められるなど、静音かつ好フィーリングも快適な車室内環境づくりの重要な要素の一つとなっています。

今回、当社はこれら市場ニーズに対し、静音かつ好フィーリングを両立したタクトスイッチ®「SKSTシリーズ」静音ミドルストロークタイプを開発、量産を開始しました。本製品は、4Nの重作動力かつ50万回の長寿命タイプとして、静音化と好フィーリングを両立したことで、快適な車室内機器の操作環境を実現します。

本製品がもつ好フィーリングは、当社が長年培ってきた機構設計技術を生かし、独自のノウハウにより形状や材質を最適化したメタルコンタクトと、製品内部構造を工夫したことによる0.9mmのミドルストロークにより創出しています。また、この新規開発のメタルコンタクトと、ラバーステムと組み合わせることで更に操作音の静音化を可能にしています。

加えて、プリストローク注1を従来品より延長したことで、スイッチノブの垂直方向の取り付け自由度が高まり、顧客組み込みやすさに寄与します。

注1 : スイッチ操作時点から、メタルコンタクト接触までのストローク距離


【主な特長】
静音と好フィーリングを両立したタクトスイッチ®
1.独自のメタルコンタクトの開発により静音化と好フィーリングを両立
2.好フィーリングを生み出す0.9mmのミドルストロークを採用
3.プリストローク構造により組み込みやすさを向上


【主な用途】

ステアリング、オーディオなど各種車載用操作スイッチ
産業機器、計測機器など


【事業状況】


【主な仕様】






アルプス電気株式会社ホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#アルプス電気
#スイッチ
#2014年7月29日