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導電性の接着が可能な金端子を特長とする、精密級薄膜チップ抵抗器アレイの新シリーズを発表【ビシェイジャパン】
2014年7月24日
±0.05%の相対許容差、±5ppm/Kの相対TCR
ビシェイ・インターテクノロジー社(米国ペンシルバニア州、NYSE: VSH、日本法人:ビシェイジャパン㈱、東京都渋谷区、代表取締役社長:小澤政治)は本日、導電性の接着が可能な金端子を特長とする、精密級薄膜チップ抵抗器アレイの新シリーズを発表しました。一つの基板上に2つの統合された抵抗器を提供するACAS 0606 ATAU抵抗器アレイは、155°Cの高温動作、±0.05%の相対許容差、±5ppm/Kの相対抵抗温度係数(TCR)を提供します。
ACAS 0606 ATAU抵抗器アレイは、単体の高精度抵抗器を2個使う場合に比べて高精度を実現、1.5mmx1.6mmの小型パッケージは高密度回路設計を可能にします。新デバイスの抵抗値範囲は100Ω~150kΩで、同じまたは異なる抵抗値で提供されます。最大抵抗比は1:20です。
ACAS 0606 ATAUは高温性能だけでなく、厳しい環境における高い安定性、抵抗値変化率0.5%以下の優れた耐湿性(+85°C、85%RHで1000時間)を提供します。各抵抗器の最大消費電力は0.125W、1000VのESD対応、75Vの動作電圧を提供します。車載アプリケーション向けにAEC-Q200にも準拠します。
新抵抗器アレイは、非常に安定した固定抵抗比を必要とする精密アナログ回路や分圧器、フィードバック回路、信号調整回路などの用途に最適です。応用分野としては、自動車用電子機器(エンジン制御ユニット、ギアボックス制御、安全、電源、車体用エレクトロニクス、ブレーキシステム、照明等)および産業用機器(エネルギー管理、計測、制御技術等)があります。
ビシェイ・インターテクノロジー社について
ビシェイ・インターテクノロジー社はニューヨーク株式市場上場(VSH)のフォーチュン1000企業で、世界最大手のディスクリート半導体 (ダイオード、MOSFET、赤外線オプトエレクトロニクス等)および受動電子部品 (抵抗製品、インダクタ、コンデンサ等) メーカーのひとつです。 同社の部品はコンピュータ、自動車、コンシューマー、通信、軍用、航空宇宙、電源、医療等多種多様な界の製品に組み込まれています。ビシェイは革新的な製品、企業買収における優れた戦術、「ワンストップショップ」サービスで、業界のリーダーとしての地位を確固たるものにしています。 詳細は、ビシェイ社のホームページをご参照ください。http://www.vishay.com
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