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フィリピンにおけるコンポーネント生産拠点の強化について【三菱自動車工業】

2014年6月27日

三菱自動車は、フィリピンにおける自動車用トランスミッション・エンジン生産会社であるエイシアン・トランスミッション・コーポレーション(以下、ATC)の株式を、同国における生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・フィリピンズ・コーポレーション(以下、MMPC)および双日㈱(以下、双日)から譲り受けたと発表しました。これにより三菱自動車は、ATC株式の90%を保有することになります。

ATCは、コンポーネント生産拠点として、MMPCおよびアセアン地域を中心に、自動車用トランスミッション・エンジンを供給しており、今回のATC資本再編により、三菱自動車はコンポーネント生産事業の管理強化を図ります。その上で、アセアン地域内の優位性を活用し、本年9月より新型トランスミッションをATCで集中生産し、利益拡大を目指します。

三菱自動車は、2016年度までの中期経営計画「ニューステージ 2016」において、その事業戦略の柱の一つとして「アセアン地域の生産体制強化」を掲げています。本年3月に発表したフィリピンにおける車体生産体制の再構築に加え、今回アセアン地域内のコンポーネント供給体制強化を図ることで、今後更なる自動車市場の持続的拡大が見込まれる同地域を中心とした事業基盤の強化に取り組んでいきます。


【 エイシアン・トランスミッション・コーポレーション (ATC) の概要 】






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