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韓国 礼山(イェサン)でエンジニアリング・プラスチックコンパウンド工場の建設を開始【BASFジャパン】
2014年6月19日
(本資料は 2014年6月12日にBASF韓国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。)
■ 韓国における Ultramid®とUltradur®コンパウンド生産能力が2倍以上に拡大
■ 2015年末までに生産開始予定
■ 電気・電子および自動車用途向け高性能材料を供給
BASFは、韓国の忠清南道・礼山(イェサン)において新たなコンパウンド工場の建設に着手しました。新工場は、エンジニアリング・プラスチックコンパウンド「Ultramid®(ウルトラミッド)」(ポリアミド: PA)および「Ultradur®(ウルトラデュアー)」(ポリブチレン テレフタレート樹脂: PBT)の生産施設として2015年末までに生産を開始する予定です。
新プラントの初年度の年間生産能力は36,000トンを予定しており、これによりBASFの韓国におけるエンジニアリング・プラスチックコンパウンドの生産能力は2倍以上に拡大されます。礼山のプラント開設に加え、すでに発表されている中国・ 浦東のコンパウンド工場の生産能力拡大により、アジアにおけるBASFのコンパウンド総生産能力は、現在の130,000トンから2015年には225,000トンに拡大することになります。
BASFのパフォーマンスマテリアルズ事業本部プレジデント、ライマー・ヤーンは、次のように述べています。「エンジニアリングプラスチック製品のリーディングサプライヤーならびに信頼されるビジネスパートナーとして成長市場における当社のポジションを引き続き強化し、お客さまと積極的に協働していきたいと考えています。 礼山における生産能力の増強、
客さまをさらなる成功に導くサポート、産業別のソリューション展開によって、韓国ならびにアジア市場全体におけるBASFの成長をさらに確実なものとしていきます。」
また、 BASF韓国のマネージング・ディレクターであるシン・ウソンは、次のように述べています。「この60年間、 BASFは韓国への投資を継続的に行っており、韓国およびアジア太平洋地域のお客さまにサービスを提供するための重要な生産拠点としての役割を担ってきました。礼山における新工場の着工は、その新たな節目となります。」
Ultramid®とUltradur®は、電気・電子分野、自動車分野のさまざまな部品に使用されています。革新的な製品と技術サポートにより、自動車シートの軽量構造、オイルパン モジュール、センサー、エンジンマウント、コネクター、電気回路をレーザーで形成した高機能部品など、様々なイノベーションが生まれています。
BASFについて
BASF(ビーエーエスエフ)は世界をリードする化学会社「The Chemical Company」です。製品ラインは、化学品、プラスチック、高性能製品、農業関連製品、石油・ガスと多岐にわたっています。BASFは、経済的な成功、社会的責任、そして環境保護を同時に実現しています。また、BASFは科学とイノベーションを通して現代社会や将来のニーズを提示しながら、ほぼすべての産業のお客様を支援しています。BASFの製品とソリューションは、資源の確保に貢献し、栄養価の高い食品を提供するとともに、生活の質の向上に寄与しています。BASFは「私たちは持続可能な将来のために、化学でいい関係をつくります」を企業目標に掲げ、これらの活動を実施しています。2013年の売上は約740億ユーロで、従業員数は約11万2000人です。BASFの詳しい情報は、www.basf.com(英語)、newsroom.basf.com(英語)、www.japan.basf.com(日本語)をご覧ください。
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