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「NISSAN ZEOD RC」の内部を公開【日産自動車】

2014年5月26日

革新的な電力駆動レーシングカーの内部を紹介
クラッシュテストの動画を公開


2014年5月21日 ロンドン(英国)
日産は、6月のル・マン24時間レースに出場する「NISSAN ZEOD RC (Zero Emissions On Demand Racing Car ズィーオッドアールシー」のデザイン、エンジニアリング、組み立て、テストに多くの時間を費やしてきました。今回、何千ものパーツと最新のテクノロジーを投入したこの革新的なマシンの内部を公開しました。
日産は、コンピューター支援設計(CAD)によりマシンを構成するナットやボルトといった部品の詳細までを表現した画像を公開しました。
「NISSAN ZEOD RC」は今年のル・マン24時間に、革新的な技術を披露するマシンに与えられる特別エントリー枠、「ガレージ56」の適用を受けて出場します。

このマシンは、名門コース、サルテサーキットの13.6kmのコースを、史上初めて電力だけで一周走り切ることを目指しており、外観では静音のままミュルザンヌ・ストレートを駆け抜けることになります。
ユニークなZEOD“コンポーネンツ”の画像と共に、日産は先日行われたFIAクラッシュテストの様子を収めた動画も公開しました。このクラッシュテストは、ル・マンに参戦するすべてのル・マンプロトタイプに義務づけられるものです。

「私たち日産は、ファンのみなさんに裏舞台をお見せして、『NISSAN ZEOD RC』を生み出した独自の技術を知っていただきたいと思います」とニスモのグローバルヘッドオブブランド、マーケティング&セールス、ダレン・コックスは述べました。

「ファンのみなさんの多くは、こうしたマシンの内部がどのようになっているかを見ることはありませんし、クラッシュテストがどのように行われているかを知る機会もありません。みなさんをガレージにお呼びすることはできませんが、こうした動画や画像を公開したり、YouTubeのNISMO.TVで更新した情報を発信し続けることで、ファンのみなさんにはこれまで以上に親近感を感じていただけることでしょう」

「私たちが果たそうとしていることは、かなり注目すべきことなのです。ル・マンプロトタイプでル・マンの13.6kmを走り切ることだけではなく、それを電力だけで行うということがひとつ。そしてトップスピードが300km/hを超えること、GTマシンよりもラップタイムが速いことも、信じられないような事なのです」

「これが大変な挑戦になることはわかっていました。私たちはバッテリー技術をさらに上のレベルに押し上げようとしています。日産には、量産電気自動車の第一人者という立場から得た膨大なデータがありますが、開発の道のりは緊張の連続でした」

なぜこれまで試みる人がいなかったのか、よく分かりました。このプロジェクトには技術的な挑戦がいくつも盛り込まれていますが、だからこそ私たちはこのようなプロジェクトを進めているのです。モータースポーツの開発サイクルは驚くほど凝縮されたものです。私たちは日進月歩で新しいことを学んでいるのです」

「NISSAN ZEOD RC」は110kwの電力モーター2基で発電し、そのパワーを共通のギアボックスを通じてホイールに動力を伝えています。このギアボックスは内燃エンジンにつながっています。

このマシンが目指しているのは、ル・マンの一周をル・マンにエントリーするGT LMマシンよりも速く電力で走り切ることです。驚異的な400馬力、40kg、1.5リットル3気筒ターボエンジンでレースをスタートし、燃料で走行する各スティントの最終ラップを電力のみで走行します。

このマシンは6月1日に行われるル・マンの公式テストで、初めてサルテサーキットを走行します。ドライバーを務めるのは、GTアカデミー卒業生のウォルフガング・ライプと、ル・マンでLMP2クラス優勝を2回果たしているトミー・エルドスです。

エルドスは、同週末に日本でSUPER GT戦に参戦するルーカス・オルドネス、本山哲の代役を務めます。
このル・マンの公式テストは、日産とニスモのチーム、ドライバー、エントラントが7週間の間に7カ国22のレースやイベントに挑む#eatsleepRACErepeatプログラムの2週目に当たります。


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「日産モータースポーツ」サイト






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