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イェーテボリ市の公道で自動運転の実証実験を初めて実施 -2017年実施予定の大規模プロジェクト(「ドライブ・ミー」プロジェクト)に向けた第一歩-【ボルボ・カー・ジャパン】
2014年4月30日
ボルボ・カー・グループの画期的プロジェクト「ドライブ・ミー」 - 100台の自動運転車を日常的な利用条件下で公道を走らせるプロジェクト - が急速に動きだそうとしています。最初の実験車は既にスウェーデンのイェーテボリ市内を走っており、最新の「オートパイロット」技術が順調に機能しています。
「実験車は現在、車線追従、速度適応、合流をすべて自動で行うことができます。これは最終的に、『ドライブ・ミー』車が実験ルート全体を高度な自動走行モードで走れるようにするという、当社の目標に向けた重要な一歩です。オートパイロット技術により、ドライバーは運転を車にまかせ、すべての運転操作を代行させることが可能になります」とボルボ・カー・グループ技術スペシャリストであるエリック・コーリンは語ります。
「ドライブ・ミー」プロジェクトのユニークな点は、立法府の議員、運輸担当の行政機関、市、自動車メーカー、最終的な顧客というキープレイヤーがすべて参加しているところです。顧客はイェーテボリ市内および周辺約50kmの決められた道路で、日常的な利用条件のもとに100台の実験車を走らせます。これらの道路は、通勤の車が走る標準的な幹線道路で、高速道路の区間や、渋滞発生区間も含まれます。
「ボルボ・カーのホームタウンであるイェーテボリで、世界で初めて自動運転車が日常の利用条件下で走ることは、われわれの技術のリーダーシップと、どこよりも早く自動運転車を完成させるというスウェーデンの意気込みをはっきりと示すことになります」とエリック・コーリンは話します。
<協力体制>
『ドライブ・ミー : 持続可能なモビリティのための自動運転』は、ボルボ・カー・グループ、スウェーデン運輸管理局、スウェーデン運輸庁、リンドホルメン・サイエンス・パーク、そしてイェーテボリ市の共同の取り組みです。スウェーデン政府もこのプロジェクトを支援しています。
「公道実証実験を通して、自動運転車を交通環境に取り込むことによる社会的な利益について、貴重な洞察を得ることができます。自動運転が可能な賢い車は解決策の一つですが、広範囲に渡る社会的なアプローチも同時に必要です。官民を合わせた組織横断的な協力体制が、自動運転車の開発に向けた成功の鍵となります」とエリック・コーリンはコメントしています。
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