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パキスタンで軽自動車「ワゴンR」を改良して発売【スズキ】

2014年4月20日


スズキ㈱のパキスタン子会社パックスズキ社は軽自動車「ワゴンR」を改良した小型乗用車を生産し、パキスタン国内で4月20日より販売を開始する。
パックスズキ社で生産する「ワゴンR」は、全幅と全高は日本の軽自動車「ワゴンR」と同じ寸法とし、全長のみ現地での使用環境にあわせた排気量1.0Lのエンジンを搭載するために、エンジンルームを205mm伸ばした車両となっている。

日本の軽自動車の「ワゴンR」をスズキの海外生産拠点で生産するのは、インド、インドネシアに次ぎ、パキスタンで3か国目となる。2013年(暦年)の全世界での軽自動車ベースの車両の販売台数は約132万台(日本:62万台、海外:70万台)で、内35万台が「ワゴンR」ベースの車両となった。

パックスズキ社は1982年にフロンテの生産・販売を開始して以来、多くの四輪車の生産・販売を行ってきており、パキスタンの乗用車市場におけるスズキ車のシェアは54%を占めている。パックスズキ社では、「ワゴンR」をラインナップに加えることで新しい需要を創出し拡販につなげていく。

パックスズキ社の概要






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