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世界第2位のドイツ・スクラップ事業会社に資本参加 ~リサイクル事業の世界展開に向けて欧州事業に参入~【豊田通商】

2014年4月10日

豊田通商㈱(以下「豊田通商」)は、4月9日、スクラップ事業会社ショルツ㈱(以下「ショルツ社」)の発行済み株式の39.9%を、同社株主であるショルツファミリーから取得することで合意しました。今後、既存取引銀行による継続的支援についての合意取得および欧州委員会への申請・審査等を経て、本年6月末頃の手続き完了を予定しています。株式取得後、当社は、ショルツ社取締役会に対し、取締役を派遣する予定です。

ショルツ社は、金属スクラップの取扱い量で世界第2位のスクラップ事業会社です。使用済み自動車を含むリサイクル対象物からの資源回収ネットワークを欧州を中心に世界26カ国に展開しています。近年では、破砕機から排出される残渣から、さらに金属をはじめとする資源回収を目的とする高度選別に力を入れており、資源リサイクル分野における先駆的位置付けにあります。

豊田通商は、中期経営計画において「リサイクル事業の世界展開」を掲げております。これまでも自動車リサイクル分野では、常にリーディングカンパニーとして先端ビジネスモデルの開発に努めてまいりました。今般、ショルツ社への出資により、日本以外のリサイクル先進地域である欧州の技術や仕組みへアクセスできることになります。今後も、特に、新興市場へのリサイクルインフラ提供を通じて、持続可能な社会づくりに貢献してまいります。

ショルツ㈱(Scholz AG)の会社概要 :連結ベース






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