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車載向け12.3型 異形状 液晶モジュールの量産開始 - 斬新なコックピットデザインを可能に -【ジャパンディスプレイ】

2014年4月10日


㈱ジャパンディスプレイ(社長:大塚周一/以下、当社)は、自動車の美しいコックピットデザインを可能とする、インストルメントパネル(以下、インパネ)に特化した12.3型異形状液晶モジュールの量産を、4月より開始いたします。

カーナビゲーションやエンターテイメント用途から始まった車載用液晶ディスプレイは、広視野角技術や高コントラスト技術の向上によって、インパネやリアビューモニターへの使用も可能となっております。当社では、曲線美を有するインパネデザインを可能とする異形状の液晶モジュールを開発してまいりました。長方形という液晶パネルの常識を覆し、上部2つのコーナーを切り落とした六角形の液晶パネルにより、自動車のインテリアデザインの自由度を格段に広げられる製品となっております。加えて、本製品は、製品の裏面にマグネシウムフレームを備えることにより、従来品に比べて、堅牢性・放熱性・軽量化を向上しました。

当社は、高機能化が加速する車載分野において、優れた性能の液晶ディスプレイと、高まる需要に対応した生産能力で、お客様の要望に応えてまいります。

【本製品の特長】

1. インパネの表示品位向上
当社の強みであるIPS技術に加えて、12.3型の大画面ディスプレイで1,000cd/m2の高輝度を実現しました。 IPSの特長である、高いコントラストを活かした引き締まった黒が、インパネのデザインに高級感を与えます。また、従来より明るいディスプレイは、昼間の運転時の視認性を向上させます。

2. 自由なインテリアデザインへの融合
長方形の上部2つのコーナーを切り落とすことで、従来より大きな表示画面を、曲線的なインパネに適合させることが可能です。より自由な発想のインテリアデザイン実現に貢献します。

3. 表示情報の拡張・多様化の実現
ディスプレイ形状の自由度向上により、インパネ全面を表示できるディスプレイ搭載の可能性が広がります。これにより、従来にはない様々な情報表示が可能になります。必要な情報をインパネに集中的に表示することで、ドライバーの視点移動を減らし、安全性の向上にも貢献します。

【本製品の概略仕様】


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