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ワールドワイド高速データアクセス用、コンティネンタルLTEテレマティクスモジュール【コンチネンタル・オートモーティブ】
2014年3月27日
テレマティクスの新機能
● 量産に先立つ機器クラスタおよびインフォテイメントシステム用電子制御機器の統合テクノロジー
● すでに航空業界に導入されたハイパーバイザー型の仮想化により、要件の異なる各種ソフトウェアの世界を1つのハードウェアシステムに統合
● 機器クラスタ、マルチメディアおよびエンターテイメント用電子機器:総合的マンマシンインターフェイスへの道を歩むユーザーフレンドリーな操作環境
すでに現在でも、運転席で使用できる新機能の多くは高速で、信頼できる高速のモバイルアクセスに依存しています。 未来のコネクテッドビークルは、インターネット オブ エブリシング(IoE,インターネットですべてがつながる世界) の一部となり、他の車両およびクラウドと通信します。 そのため、「AlwaysOn (常時接続)」は、近代自動車にとって必要不可欠になっています。 国際的自動車部品メーカーであるコンティネンタルは、新型高速テレマティクスモジュールによってこのトレンドを促進しています。 この新世代のテレマティクスソリューションは、第4世代Long Term Evolution(LTE) のモバイルネットワーク標準が使用できる場合、最大100 Mbpsの帯域幅を提供します。 無線インターフェースソリューション、GPS/GLONASS、WLAN用の設定可能な周波数バリエーションおよび互換性のあるオプションを拡張可能で非常にコンパクトな1つのハードウェアモジュールに統合することにより、コンティネンタルのLTEモジュールは世界中での使用が可能となります。
コンティネンタル、グローバルLTEテレマティクスモジュールでデータハイウェイを加速
「コンティネンタルの新型LTE対応テレマティクスモジュールを使用すれば、世界中のドライバーがクラウドサービス、ライフスタイルアプリ、その他多くの革新的機能でその能力を拡張し、運転をより快適、効率的、安全にすることができます」と、コンティネンタルのインフォテインメント&コネクティビティ事業部の責任者であるヨハン・ヒーブル (Johann Hiebl) は述べています。 適用されるテレマティクス機能には、車両へのスマートフォンの接続、オン/オフボードナビゲーション、セーフティー&セキュリティサービス(高機能事故自動通報、リモート診断、プレミアム路上アシスタンスなど)、後部座席エンターテイメントシステム用Wi-Fiスポット、ビジネスプロダクティビティ、プラスアプリなどが含まれます。 「新型高速テレマティクスモジュールは、ドライバーを大事なものにつなぎます」とヒーブルはまとめました。
コンティネンタルは、1996年から自動車テレマティクス市場に携わっており、これまでに2,500万ユニット以上のテレマティクスおよびコネクティビティ関連製品を出荷しており、その出荷製品が使用されている国には、米国、ヨーロッパ、ブラジル、中国、ロシアおよびその他の諸国が含まれます。 「私たちがこれまでに関わったモバイルネットワークプロバイダーの数は、他社サプライヤーより多いと信じています。 このグローバルな経験が、コンティネンタルの新型高速LTEテレマティクスモジュールの基礎となりました」とヒーブルは言います。2016年初頭に大量生産が可能となる予定です。
車両向けLTEでコンティネンタルはエレクトロニックホライズンといった新機能を利用可能に
最大100 MbpsのLTE帯域幅で新機能および世界規模での使用を実現
新世代のLTE対応テレマティクスユニットは、世界的規模で使用するためにカスタマイズ可能なオートモティブグレード製品に関するコンティネンタルの哲学を途切れることなく継続しています。 製品アーキテクチャーはLTE、HSPA、EVDO、GSM、CDMAを含む多重セルラー方式に対処しています。 世界的規模での使用を促進するために、米国、ヨーロッパ、ロシア、中国、ブラジル、その他多くの国々の周波数バリエーションに対応しています。 このモジュールは、プレミアム通話およびハンズフリーテクノロジーも提供しています。 電装品の接続方式には、Wi-Fi、Bluetooth、USBが含まれます。 車両と連動させるために、MOST、CAN、LIN、Ethernet、USB、Wi-Fiなど多くの車載バス標準に対応しています。 処理能力の向上、設定可能なRAMおよびFLASHメモリーにより、LTEモジュールは幅広いアプリケーションに対応しています。 豊富な機能性を持つこの新しいテレマティクスソリューションすべてが、一つの小さなプリント基板に統合されています。 このPCB(プリント基板)はフルチップセット(アプリケーションICを含む)およびRAM/FLASHを保持し、それでも大きさが35 x 40 mmを越えていません。 周波数バリエーション、Wi-Fi、RAM/FLASHは、アプリケーションに自由に設定可能で、同じフットプリントのセルラーチップをすべての主要なセルラー方式をカバーする多様なバリエーションに使用することができます。
AM/FMやGPSからLTE、WiFiまで: コンティネンタルのコネクティビティに関する長年のノウハウがワイヤレス世界でのクルマを実現します
利点の一つにLTEに対応した帯域幅があります。従来の3Gテクノロジーに比べ、4G LTEはついに、多くの革新的な車両機能を実現する帯域幅をもたらします。HTML 5アプリ、動的コンテンツ、オンライン位置情報サービス、低遅延の車両対X(V2X)、車両対インフラ対車両(V2I2V)通信、高速メディアストリーミング、地図データ更新、個人のクラウドサービス、モバイルオフィス接続を使用する場合に、最高のリアルタイムエクスペリエンスを得るためには帯域幅は必須条件です。
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