フランスで初受注したシートの生産を開始【トヨタ紡織】

2011年7月26日

トヨタ紡織株式会社（本社：愛知県刈谷市、取締役社長：豊田周平）は、TOYOTA MOTOR MANUFACTURING FRANCE S.A.S.で、7月より生産されているヤリスのシートを初受注し、このほど生産を開始しました。生産を開始したのは、欧州連合地域では、トヨタ紡織として初めてのシート生産拠点であるTOYOTA BOSHOKU SOMAIN S.A.S.（以下TBSO）です。
TBSOは、新型ヤリスのシートの受注にともないフランスのシートメーカーフォレシア社のシエト工場を取得し、2008年に設立しました。2010年1月より、フォレシア社から委託を受け、ヤリスのシートを生産する一方で、次期ヤリスのシートについても計画的に生産準備を行い、このほどの生産開始に至りました。
TBSOはシートに加え、天井、エアクリーナーやキャビンエアフィルター※1の生産も行います。このキャビンエアフィルターは、濾材生産からアッセンブリーまで一貫生産をするもので、トヨタ紡織にとって日本以外での一貫生産は今回が初めてとなります。
今後も、地域に適した生産基盤を着実に構築し、欧州地域でのビジネス拡大を目指していきます。