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ドイツにおける合弁会社(子会社)設立に関するお知らせ【長野計器】
2014年3月20日
当社は平成26年3月20日開催の取締役会において、ドイツに合弁会社を設立することを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
1. 合弁会社設立の目的
自動車開発で長い歴史を持つ欧州、とりわけドイツの自動車メーカーは、先進技術を世界で最初に採用することも多く、近年は走行性能のみならず、環境適合、安全対応といった面においても、その卓越した技術力は世界の指標となっております。
また、ドイツにはこうした自動車メーカーを支えるサプライヤーも多く存在し、そこから提供される製品もまた、世界中の自動車メーカーが認める性能・品質を有しております。
当社は、以前よりドイツの自動車メーカーおよびサプライヤーに対して、車載用圧力センサの販売を行ってまいりました。自動車技術の進展に伴い、使用される車載用圧力センサは、数量、用途ともに、年々増加してきております。
今回、欧州における車載用圧力センサを中心とした事業基盤の強化・拡大、収益の確保を目的としてIntelligente Sensorsysteme Dresden GmbHとの共同出資により、ドイツに圧力センサの製造を行う合弁会社を設立することといたしました。
この合弁会社では、製品のコア部品となる圧力センサ素子は当社より供給するものの、その他の部品については現地調達を行い、「地産地消」を前提とした生産体制の整備を進めながら、欧州における顧客の拡大を図ります。
これと併せて、ドイツにある当社駐在員事務所を法人化し、販売会社を設立することにより、現地における販売・サービスの面での強化も図ります。
5. 今後の見通し
本件による当社の業績に与える影響は軽微であります。今後公表すべき事項が生じた場合には、速やかにお知らせいたします。
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