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油圧ショベルZAXIS-5シリーズ2機種を発売【日立建機】
2014年3月10日
-排出ガス規制のオフロード法2011年基準対応-
日立建機㈱(社長:辻本 雄一)は、新型油圧ショベルZAXIS-5シリーズのZX120-5B(標準バケット容量0.5m3、運転質量12.2t)と後方超小旋回機ZX135US-5B(同0.5m3、同13.4t)を4月1日から発売します
本機は、排出ガス規制のオフロード法2011年基準に適合した油圧ショベルで、大作業量を維持しながら低燃費を実現しています。
販売目標は、国内向けに2機種合計で年間1,500台を見込んでいます。
主な特長
1. 低燃費と大作業能力を両立
・ ZX120-5B、ZX135US-5B、は油圧システム(HIOSⅢ)を採用し、従来機(ZX120-3、ZX135US-3)と比較して作業量同等で約5%の燃費を低減しています。
・ 2機種共に2020年燃費基準で☆☆☆(三ツ星レベル)※1を達成しています。
・ パワーディギング(昇圧5%)を新たに追加し、掘削力の違いが分かるようにしています。
2. 時代にマッチした環境性能
・ 排出ガス規制は、日本のオフロード法2011年基準の他に欧州(Stage ⅢB)、北米(Interim Tier 4)に対応しています。
・ 排出ガスの後処理装置として、PM(粒子状物質)を捕集し燃やすマフラーフィルタを搭載しています。
・ 最適な燃焼を促す可変式ターボチャージャーを搭載しています。
3. 快適な運転空間
・ 足元空間を45mm広げ、シートのスライド量も大きくして、快適な操作環境にしています。
・ シートのスライド機構内にボールベアリングを採用し、ガタが小さく前後移動の操作力も軽くなり扱いやすくなりました。
・ 縦型の7インチパネルの大画面カラーマルチモニタを採用し見やすくしました。
4. 楽なメンテナンスを実現
・ 運転席のモニタでエンジンオイル量のチェックができるので車体に登らずに日常点検ができます。
・ エアコンコンデンサと燃料クーラーの目詰まりも防ぐ防塵ネットを一番外側に設置し、脱着を容易にしました。
5. さらに進化した安全機構
・ 労働安全衛生法のヘッドガード基準や、もしもの転倒時にオペレータを保護するISO規格のROPS(Roll-Over Protective Structures)基準にも対応したキャブを搭載しています。
・ 後方監視カメラの視界の範囲が広がり、カウンタウエイトの真下近くも見ることができます。
6. 安心保証・メンテナンスサービス
・ このたび発売する特定特殊自動車排出ガス2011年基準適合車の新車保証プログラムです。従来の保証に加え、無償で安心保証とメンテナンスサービス※2が受けられます。
1. 安心保証
エンジン(付属機器含む)、ポンプ、モータなどの主要コンポーネントを3年間または5,000時間のいずれか先に達するまで延長で保証します。
2. メンテナンスサービス
エンジンオイル・エンジンオイルフィルタ交換と燃料フィルタ交換は2,000時間※3まで、またマフラーフィルタ清掃は4,500時間時に1回を、無償にてメンテナンスします。
7. 用途別仕様機
・ 2機種とも標準仕様に加えて、解体仕様機を用意。(多彩なアタッチメントに対応するハイグレードタイプ「K仕様機」と、ベーシックモデル「KB仕様機」の2タイプ)
・ ZX135US-5Bには、側溝掘りに対応する「OS(オフセットフロント)仕様機」も用意しています。
※1 一般社団法人日本建設機械施工協会が定めた燃料消費効率を表す指標(JCMAS規格)において、2020年燃費基準として定められた評価値に対する達成率100%以上のレベル。
※2 メンテナンスサービスは、レンタル会社様への販売時には付帯されません。
※3 交換インターバルは取扱説明書に準じます。
主な仕様
注)単位は国際単位系(SI)による表示。価格は工場裸渡し、消費税別。
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