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2014年ジュネーブ国際モーターショーで「SUBARU VIZIV 2 CONCEPT」を世界初公開 【富士重工業】

2014年3月4日

富士重工業は、本日、スイスで開催中の2014年ジュネーブ国際モーターショーにおいて、「SUBARU VIZIV 2 CONCEPT(スバル ヴィジヴ 2 コンセプト)」を世界初公開しました。



「SUBARU VIZIV 2 CONCEPT」(以下VIZIV2)は、昨年のジュネーブ国際モーターショーで発表した「SUBARU VIZIV CONCEPT」(以下VIZIV)および東京モーターショーで発表した「SUBARU VIZIV EVOLUTION CONCEPT」に続く、スバルブランドの提供する価値である「安心と愉しさ」の一つの方向性を示した次世代クロスオーバーコンセプトです。モデル名に「VIZIV」(「Vision for Innovation」を語源とする造語、「革新のための未来像」の意)を継続して採用することで、スバルが今後も一貫して「安心と愉しさ」をお客様にご提供する大切な価値として追求する姿勢を表現しています。
スバルグローバルサイト(http://www.subaru-global.com/2014geneva.html)では、専用サイトを更新し、「SUBARU VIZIV 2 CONCEPT」の画像をはじめ、プレスカンファレンスの映像等を配信する予定です。

■ 概要

 ・ VIZIV2はVIZIV同様走りと環境性能、デザインとユーティリティなど、相反する様々な要件を高次元で両立させ、あらゆる路面状況、走行環境、使用用途においても「安心と愉しさ」を感じられる次世代クロスオーバーコンセプトです。
 ・ VIZIVの2ドアに対し、VIZIV2はよりユーティリティの高い4ドアとしながらも、スポーティなキャビンは継承しています。スタイリッシュなボディながらもロングツーリングでも大人4人が快適にドライブを楽しめるユーティリティを確保しました。
 ・ デザインに関しても、デザインテーマである「躍動感:Dynamic」「塊感:Solidity」をより強く表現しながらも、スバル車に共通するモチーフを継承しています。
 ・ 技術的にはVIZIVのディーゼルハイブリッドに対し、VIZIV2は欧州だけではなく日本など多くの市場でもニーズのある小排気量ターボエンジンをベースとしたハイブリッドシステムとしました。オートパイロットシステムも、安心と愉しさのための重要な技術の一つと位置づけ、織り込んでいます。

■ デザイン

エクステリア
 ・ 塊感のあるボディは研ぎ澄まされた面質で硬質で高密度な表現とし、スバルの安全性、安心感を表現しています。
 ・ ダイナミックな力強いモチーフで表現したサイドは、内側から湧き出る様に張り出した力強いフェンダーと相まって、躍動感とスタンスの良さを追求しました。
 ・ フロントはヘキサゴングリルから始まる立体的な塊感を表現し、BOXERエンジンを想起させるランプ、大型サークルライトでアクティブなクロスオーバー表現を強めています。
 ・ ボディの芯となるヘキサゴンシェイプはリヤにも反復され、ワイドに表現されたリヤコンビネーションランプと力強いフェンダーで安定感のあるスタンスを表現しています。

インテリア
 ・ 剛性を感じるボディ骨格をデザインの一部に取り入れ、ダイナミックで愉しい走りを想起させるインテリアに仕立てました。乗る人全てにスバルならではの機能、安心、愉しさを感じられるインテリア空間を表現しました。

■ 技術

 ・ 前輪はエンジン+1モーター、後輪は2モーターのみの駆動による、3モーター式ハイブリッド車でありながら、シンメトリカルAWDレイアウトによる左右対称、低重心を確保。重量物であるバッテリーは、キャビン下に配置することにより走行性能、安全性能をより高めています。
 ・ 新たにスバルが目指す将来の先進安全技術として、オートパイロットシステムを搭載しました。環境性能、走行性能を高次元で実現することで、「安心と愉しさ」の走りを一層高めます。

パワーユニット
 ・ スバルの将来におけるパワーユニットの一つの提案として、1.6ℓ水平対向直噴ターボ”DIT”エンジンと高トルク対応リニアトロニックに、フロント:1モーター、リヤ:2モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを採用。

AWD、駆動システム
 ・ スバルの次世代AWD技術のひとつとして、「リヤ独立モーター駆動タイプシンメトリカルAWD」を搭載しました。4輪マネジメントという開発思想に基づき、AWD技術を磨きあげてきたスバルのノウハウを発展させ、走行環境、路面状況に応じて4輪を緻密に制御するスバルAWDシステムの新しい提案です。

安全
 ・ ステレオカメラによる前方認識を軸に360°センシングによってオートパイロットを実現し、未来における安全で快適な移動のあり方を提案しています。


【主な仕様】
ボディサイズ(全長×全幅×全高) : 4,435×1,920×1,530 mm
ホイールベース : 2,730 mm
エンジン : 1.6ℓ水平対向直噴ターボ”DIT”エンジン
トランスミッション : 高トルク対応リニアトロニック
モーター : 埋め込み式永久磁石 フロント×1 リヤ×2
バッテリー : リチウムイオンバッテリー
AWDシステム : リヤ独立モーター駆動タイプシンメトリカルAWDシステム
タイヤサイズ : 245/45 ZR20
乗車定員 : 4名





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