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日立ビークルエナジーの設計・研究開発部門を日立オートモティブシステムズに移管統合【日立オートモティブシステムズ/日立ビークルエナジー】

2014年2月27日

~両社のシナジーを最大化し、電動パワートレイン事業を強化・拡大~

日立オートモティブシステムズ㈱(取締役会長兼CEO : 大沼 邦彦/以下、日立オートモティブシステムズ)と日立ビークルエナジー㈱(取締役社長 : 勝田 善春/以下、日立ビークルエナジー)は、電動パワートレイン事業の拡大・成長と事業体制の最適化を目的として、2014年4月1日付で、日立ビークルエナジーの設計・研究開発部門を、日立オートモティブシステムズに移管統合することとしました。日立ビークルエナジーは、リチウムイオン電池の製造会社として、生産技術力、品質力などのモノづくり力をさらに強化していきます。

1. 目的

今後、世界的な環境規制のさらなる強化や、サステナブルな社会の実現に向けた自動車技術の潮流を背景に、再生・持続可能かつクリーンなエネルギーの活用として、ハイブリッド車をはじめとする電動車両も広く普及していくものと予想されています。電動車両の普及拡大には、エンジン車以上の性能実現に向けた革新的な技術開発が求められており、これを実現するためには、電動車両において性能向上の鍵となるリチウムイオン電池の性能向上(短時間充電、航続距離、高容量)と同時に、モーター、インバーターなどを合わせた電動パワートレインシステムとしての最適化が不可欠となっています。

電動パワートレインシステムの開発・設計におけるシナジー最大化をねらった移管統合により、バッテリー性能を向上させる技術開発力の強化と同時に、日立ビークルエナジーのバッテリー制御技術と日立オートモティブシステムズが推進する電動車両システムの制御技術を融合し、より最適なソリューション提案を拡充します。
具体的には、日立オートモティブシステムズの電子・制御・ソフト技術を、バッテリー管理システム開発にも活用し、バッテリー制御を高度化するとともに、次世代バッテリーの開発スピード・効率と性能・品質の向上を図ります。さらに、リチウムイオン電池に加えて、日立オートモティブシステムズが保有する電動車両向け基幹部品のモーター、インバーターのほか、様々な電子制御システム製品を機能的かつ効率的に統合制御し、顧客にとって最適な「組み合わせ提案」を強力に推進していきます。

2. 移管対象部門の範囲

ハイブリッド電気自動車および電気自動車用などのリチウムイオン電池事業に関する設計・研究開発部門

3. 日程

2014年4月1日 : 統合期日(予定)

4. 当事会社の概要



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