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非接触充電システムの実証実験を開始【デンソー】

2014年2月20日

~非接触充電により商用車の車載冷凍機を駆動~

㈱デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:加藤  宣明)は、2014年2月24日(月曜日)から12月まで、愛知県豊田市において非接触充電システムの実証実験を行います。
今回の実証実験は、非接触充電に対応したヤマト運輸の車両が荷物を集配するためにセブン-イレブン豊田市上野町店に駐車した際、駐車場に設置した送電設備から、非接触で受電するものです。車両で受電した電気をバッテリーに充電し、荷物の集配などのアイドリングストップ中に、電動式冷凍機の駆動に使用します。実験では非接触充電システムの利便性向上のため、実際に運用する中で課題を抽出していきます。

非接触充電システムでは、2つの離れたコイルのどちらか一方に電気を流すと、もう片方のコイルに電流が発生し、接触していなくても電気を流すことができる原理を利用し、地上側の送電パッドから非接触で車両側の受電パッドに電気を送ります。デンソーは2010年代後半の実用化を目指して同システムの開発に取り組んでおり、実用化に向け、システムの利便性向上と共に、小型軽量化やコスト低減に取り組んでいます。

なお、この実証実験は、2010年4月から経済産業省が推進している「次世代エネルギー、社会システム実証地域」の一つである豊田市における「低炭素都市構築プロジェクト」の一環として実施しています。







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