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ロールス・ロイス社Trent XWB-97K エンジン開発の参画について【住友精密工業】
2014年2月17日
住友精密工業㈱（兵庫県尼崎市 社長：三木伸一）は、このたびロールス・ロイス社（イギリス）が開発を手掛けるTrent XWB-97Kエンジンについて、熱交換器の設計・開発・製造・アフターマーケットのプロダクトサポートを行う「プログラムアソシエイト（限定リスク収益分担パートナー：Partial RRSP）」として参画する契約を締結しました。
Trent XWB-97Kはエアバス社（フランス）が開発中の最新鋭旅客機A350-1000に独占的に搭載されることが決定しており、推力向上型のTrent XWBエンジンです。A350-1000は2017年に商用運行開始が予定されています。
当社は、航空機用ならびに航空エンジン用の、熱交換器を含む熱制御システムを国内外に長年にわたり供給しております。ロールス・ロイス社とは30年以上に亘り良好な関係にあり、民間航空機用エンジンのTrentシリーズおよびBRシリーズの熱交換器の開発・量産・プロダクトサポートを手掛けております。
当社は既にA350-800および900向けのロールス・ロイス社製Trent XWB-84Kエンジンの開発にも、プログラムアソシエイトとして参画していますが、今後の量産立ち上げ・増産に向けては、既に工場の体制整備を含めた準備は整っています。これら主要製品の増産を含め、2020年度には航空機熱交換器事業を現在の1.5倍以上に拡大する計画です。
当社は今まで培った経験をもとに今後も高度な技術力と高品質な供給体制を盤石なものとし、航空機熱交換器事業の一層の拡大に注力していきます。
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