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電車・バスなどの車両内の監視向けネットワークカメラを発売【ソニー】

2014年1月27日

−フルHDの高画質で、車内外の明暗差が大きい逆光環境でもクリアに監視−


ソニーは、1/2.9型プログレッシブスキャン Exmor® CMOSイメージセンサーを搭載し、フルHDの高画質で、電車・バスなどの車両内を監視できる、車載規格に準拠したネットワークカメラ3機種を発売します。
オフィスや商業施設、金融機関、工場など様々な用途向けにネットワークカメラを展開してきたソニーから、初めての車両内監視向けのネットワークカメラとなります。



近年、公共交通機関では電車のホームでの安全確認などの用途に加えて、乗客・乗員の安全確保や車内でのトラブル防止に向けて、電車やバス内での監視カメラ 搭載の需要が高まっています。今回発売する3機種は、1920×1080ピクセルのフルHD映像を30フレーム/秒のフレームレートで出力できるため、乗 客の表情や服装などの細部までも鮮明に高画質で記録できます。

また、1フレーム内でシャッタースピードが異なる2枚の画像を合成し、同時に明暗部コントラスト補正機能を組み合わせることで、明部/暗部の視認性を飛躍的に向上させるワイドダイナミックレンジ機能「View-DR(ビューディーアール)」を搭載しています。外光条件が頻繁に変化する車内と車外のような明暗差が大きい環境でも、映像の白とびや黒つぶれを抑えて撮影できるため、乗降時のような逆光環境での監視にも有効です。

さらに、車両内監視用カメラとしては最高クラスの最低被写体照度(カラー0.3ルクス)を有し、暗環境下でも、ノイズが少なくクリアに撮影できます。夜間やトンネル内のような低照度環境の監視においても、被写体を視認性高くとらえます。

「SNC-XM632」は、自動車に製品を搭載するための国際規格であるISO16750に準拠し、水平画角113度で撮影できるモデルで、汎用的なネットワークインターフェースであるRJ45コネクタを装備しています。
「SNC-XM636/SNC-XM637」は、鉄道国際規格EN50155に準拠し、振動環境下でもカメラが抜けにくいM12コネクタを、業界で初めてカメラ本体に直付けしました。この設計により、車両の振動で接続部が車両に接触して発生する騒音や劣化を防いでいます。また、用途に合わせて83度と113度の二種類の水平画角から選べます。

本モデルはJIS保護等級IP66やIK10に準拠しており、防塵・防水性や堅牢性にも優れているため、車両内監視のほかホテルや店舗の出入り口等の屋外でも使用できます。※
※ 指定の設置方法に従った場合

ソニーは、自社開発のCMOSイメージセンサーや、信号処理エンジンなどを搭載し、高画質モデルから普及価格帯モデルまで幅広い商品を展開しています。
今回、ソニーとして初となる車両内監視向けネットワークカメラを導入することで、ますますニーズが広がるセキュリティー市場に向けてソリューションを提案してまいります。

主な特長

1. フルHD映像出力に対応
1920×1080ピクセルのフルHD映像を30フレーム/秒のフレームレートで出力できるため、乗客の表情や服装などの細部 までもくっきり高画質で記録できます。


2. フルHD解像度で、90dB相当のワイドダイナミックレンジを実現する「View-DR」機能を搭載
1フレーム内でシャッタースピードが異なる2枚の画像を合成し、同時に明暗部コントラスト補正機能を組み合わせることで、明部/暗部の視認性を飛躍的に向上させるワイドダイナミックレンジ機能「View-DR(ビューディーアール)」を搭載しました。外光条件が頻繁に変化する車内と車外のような明暗差が激しい環境でも映像の白とびや黒つぶれを抑えて撮影できるため、乗降時のような逆光環境での監視にも有効です。


3. 車両内監視用カメラとして最高クラスの最低被写体照度
車両内監視カメラとしては最高クラスの最低被写体照度(カラー0.3ルクス)を有し、暗環境下でも、ノイズが少なくクリアに撮影します。夜間やトンネル内のような低照度環境の監視においても、被写体を視認性高く捉えます。


4. スタビライザー機能搭載
スタビライザー機能の搭載により、車両設置の振動の影響によって発生する画面の揺れを軽減します。
※ カメラ、被写体ともに振動している場合は、効果が見られない可能性もあります。


5. 充実の基本機能
内蔵マイクを装備し音声記録が可能
SDカードスロットを搭載し、エッジストレージでの映像記録が可能※
PoE(IEEE802.3af準拠)に対応
“ONVIF”対応

※ エッジストレージ機能は補助的な簡易記録機能としてご利用ください。常時記録でのご利用にはレコーダー/レコーディングソフトウェアのご利用を推奨します。一般にSDメモリーカードには寿命があり、長期間にわたる記録を行った場合、メモリーカードの寿命によって記録が停止する場合がありますので定期的に映像の記録状態を確認するなどの注意が必要です。また、エッジストレージ機能には記録件数の上限があり、最大500件まで記録できます。それ以降は古いファイルから自動的に上書きされていきます。映像が記録されたメモリーカードをPCに挿入し、PC上で直接映像を再生することはできません。

主な仕様

*1  設定可能な解像度やビットレートの組み合わせには制限があります。
*2  絵柄や画質設定、ビットレート設定などの影響によって、最大フレームレートが低下する場合があります。
*3  画質設定[LEVEL1]~[LEVEL3]の場合。画質設定は[LEVEL1(低画質)]から[LEVEL10(高画質)]まで設定が可能。





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