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プラスチック、複合材の効率的で効果的なモデリングを可能にする新ソリューションと機能を搭載【エムエスシーソフトウェア】

2014年1月16日

エムエスシーソフトウェア㈱ (代表取締役社長:加藤 毅彦、本社:東京都新宿区 以下MSC)は、本日、「Digimat 5.0.1.」のリリースを発表しました。本リリースの新機能としては、強化繊維プラスチック材解析の使い易さが飛躍的に改善され、一方向および織物複合材において高精度な解析が可能になりました。


Digimat 5.0.1.リリースの強化ポイント :


■ 強化プラスチック解析用の新しいユーザーインターフェース
Digimat-RP(Reinforced Plastics)において、セットアップならびにプロセスの効率化をサポートするワークフローツールを実装し、よりロバストに、プラスチック部品の高精度な解析をより速く、使い易く実行できるようになりました。

最新バージョンでは、Moldflow, Moldex3D, Sigmasoft や3D Timonの計算結果をベースに、Marc, MSC Nastran, Abaqus, Ansys, LS-Dynaを使って三次元の解析を可能にします。すべてのDigimatのソリューションテクノロジーをサポートし、ローカルコンピューター上でのジョブの実行、モニタリングあるいはクラスター上のリモートジョブ実行のためのデータパッケージ作成ができます。Digimat-RPは直感的な3ステッププロセスで構成され、4つの基本ソフトをインストールせずに1つのプロセス指向ソフトウェアを使って、材料エンジニア以外の方でもプラスチック部品の特性予測のための解析を可能にします。RPは簡単に習得し、ノンエキスパートでも使いこなせます。専門家はRP上で簡単にモデルを作成することができると同時に、従来の汎用的ソフトウェアも引き続き使用できます。


■ 一方向(UD)複合材料のき裂進展
Digimatは一方向(UD)複合材におけるき裂進展のMatzenmiller-Lubliner-Taylor (MLT)モデルをサポートします。き裂進展モデルには、個々のダメージコントロール機能および連成解析におけるき裂進展の安定化が含まれています。有孔引張試験への適用検証では、97%の正確性を実現しました。


■ DigimatとMSC Nastran SOL700を使った非線形マルチスケールモデリング
MSC Nastran 2013.1バージョンから、Digimat-CAEとMSC Nastranの陽解法非線形解析SOL700のインターフェースがサポートされます。


■ 織物複合材のロバスト性強化
ハイブリッドソリューション手法において、構成材料レベルの損傷を含む織物複合材の弾性、弾塑性、粘弾塑性材料モデルが拡張されました。


■ 熱および熱‐構造解析
Digimat-CAEとAbaqusの連成解析で異方性熱伝導率の使用が可能になりました。また、Digimat-CAEとMarcの連成解析で、熱‐構造解析が可能になりました。MXでの熱‐弾塑性材料モデルのリバースエンジニアリングとハイブリッドソリューション手法での熱‐弾性および熱‐弾塑性材料モデルのサポートにより、ロバスト性が強化されました。


*記載されている会社名および製品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。


MSC Softwareについて
MSC Software Corporationは、複合領域シミュレーションソリューションのグローバルなリーディングカンパニーとして、製品の設計やテストにおける品質向上、時間短縮、コスト削減を支援するソフトウェアおよびサービスを提供しています。MSC Softwareは、シミュレーション技術、ソフトウェア、ならびにサービスにより、短期間でより優れた製品を開発できるよう、世界中の何千社もの企業と協業しています。

MSC Softwareは、米カリフォルニア州ニューポートビーチを本社とし、世界22カ国に支社・支店を展開しています。1982年2月に日本法人を設立し、本社の他、大阪、名古屋に営業拠点があります。従業員数は世界で約1,200名です。

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