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「J-AIR」のエンブラエル170型機にミシュランのタイヤ採用【日本ミシュランタイヤ】

2013年12月13日

「J-AIR」のエンブラエル170型機にミシュランのタイヤ採用
ミシュラン、「J-AIR」のメインサプライヤーに

日本ミシュランタイヤ㈱(本社:東京都新宿区  代表取締役社長:ベルナール・デルマス)は、㈱ジェイエア(本社:大阪府池田市 代表取締役社長:大貫  哲也 以下J-AIR)が保有するリージョナルジェット機エンブラエル170型機(76人乗り)14機(2013年12月現在)にNear Zero Growth (NZG)テクノロジーを採用した航空機用ラジアルタイヤ「MICHELIN Air X®(ミシュラン エア エックス)」が装着されたと発表しました。J-AIRが保有するボンバルディアCRJ200型機(50人乗り)9機全てにも既に100%採用されており、これによりミシュランはJ-AIRに航空機用タイヤを供給するメインサプライヤーとなりました。

1年にも渡る厳格な選定プロセスを経て、ミシュランのラジアルタイヤ「MICHELIN Air X®」がJ-AIRの保有するエンブラエル170型機に採用されました。本タイヤにはNear Zero Growth (NZG)テクノロジーと言うミシュラン独自の技術が採用されており、タイヤの外径の成長を従来よりも抑えることができます。

NZGテクノロジーを採用した「MICHELIN Air X®」は、一般的なバイアスタイヤよりも軽量化されているため、燃費を大幅に改善します。更に、乗用車用タイヤなどに比べて高内圧で使用される航空機用タイヤは、窒素ガス充填およびオペレーション過程で径などの寸法が成長しますが、同テクノロジーはこの成長を抑えることで、タイヤの耐久性を高め、異物による損傷を受けにくくします。それにより、離着陸回数も増え、メンテナンス費用やそれにかかる時間も低減されます。

ラジアルタイヤのパイオニアであるミシュランが誇る、同テクノロジーを採用した航空機用タイヤの安全性の高さが評価されたと同時に、従来のラジアルタイヤよりも増加した離着陸回数と、メンテナンス費用やそれにかかる時間の低減が評価されました。更に、従来のラジアルタイヤよりも重量が低減されたことによる燃費向上と環境負荷低減にも貢献します。



J-AIRについて
㈱ジェイエアは、大阪国際空港(伊丹)を主な拠点とし、リージョナルジェット機を全国に毎日160便程度全てJAL便名で運航する航空会社である。


ミシュランについて

11万3400人の従業員を擁し、170カ国以上で事業を展開するミシュランは、タイヤ製造の世界的なリーダーです。持続可能なモビリティの向上を常に追求し、五大陸18カ国の69カ所の製造拠点で、航空機、自動車、自転車、建設用機械、農業用機械、トラック、モーターサイクルなどのあらゆる種類のタイヤを製造し、販売しています。また、旅行ガイド、ホテル・レストランガイド、地図、ロードアトラスを発行するとともに、電子モビリティサポートサービスの ViaMichelin.com を提供しています。研究開発は、ヨーロッパ、米国と日本(群馬県太田市)にあるテクノロジーセンターで行っています。


日本のミシュランについて
ミシュランの日本における歩みは、1964年9月17日つまり東京オリンピック開幕を23日前に開通した、浜松町・羽田空港間に新設されたモノレールへのミシュランスチールラジアル“X”タイヤの採用から始まりました。日本ミシュランタイヤの歴史は東京オリンピックとともに始まったといっても過言ではありません。日本ミシュランタイヤは、日本とアジア向けの乗用車用タイヤの研究開発を担うとともに、モーターサイクル用、乗用車・ライトトラック用、トラック・バス用から、航空機用、建設機械・農業機械用まで、幅広いレンジのタイヤを取り扱い、ガイドブック事業、ライセンスビジネスも展開しています。


【本件に関するお問い合わせ】
日本ミシュランタイヤお客様相談室  TEL : 0570-066-030
ミシュランホームページ : http://www.michelin.co.jp





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