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Max. 20,000r/minの高速回転体のトルク性能試験に対応-TH-2000シリーズ 位相差方式トルク検出器【小野測器】
2011年7月11日
使いやすく、高精度な新磁気式位相差方式
新たに高速回転対応タイプをラインナップ
TH-2000シリーズトルク検出器
● ±0.1%/フルスケールの高精度
● MAX. 20,000r/minの高速回転速度に対応
● 信号検出部は磨耗する部分のない非接触位相差方式により長寿命
● 検出信号はノイズに強いラインドライバ出力
● 回転方向(CW/CCW)による切替が不要
● マッチング調整なしに、トルク検出器とトルク表示器間のケーブルを50mまで延伸可能
● CEマーキング、FCCに対応
(CE: EN61010-1、EN61326-1 FCC:Part 15B)
TH-2000シリーズトルク検出器は、昨年リリースした新型位相差方式トルク検出器TH-1000シリーズの高速回転速度対応タイプです。回転速度範囲を20,000r/minまで広げることで、EV/HEV 用モータや遠心分離器など高速回転が必要なモータ等のトルク性能試験に対応しました。TH-5100トルク表示器と組合せ、高速回転体の平均トルクや実回転速度時でのトルクリップル測定など、様々なトルク計測が可能です。
TH-2000シリーズトルク検出器は、幅広い分野に豊富な実績を持つ当社のSSシリーズトルク検出器と同じ取付寸法・軸寸法とするとともに、当社トルク検出器の最大の特長である高耐久性・長寿命を継承しています。加えて新磁気式位相差方式の採用により、検出補助用モータを無くし、検出器へのAC電源の供給を不要としました。また、検出器の特性データは電源投入時に自動でTH-5100トルク表示器に設定されるため、マッチング等のわずらわしい設定作業が不要です。TH-2000シリーズトルク検出器は、当社トルク検出器の使いやすさと一層の計測機能向上を両立させたこれからのトルク検出器です。
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