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NISSAN GT-Rをマイナーチェンジ【日産自動車】

2013年11月19日

–NISSAN GT-R 14年モデルを発売–

「究極の『NISSAN GT-R』」を目指して実現した新しい大人の乗り味。
新デザインLEDヘッドランプ、新ボディカラーなどにより実現した洗練された存在感と上質感をもつエクステリア。
新内装色や質感向上による新たな世界観を提案するインテリア。


「NISSAN GT-R」は進化し続けます。日産自動車㈱(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は19日、「NISSAN GT-R」14年モデルを12月2日より全国一斉に発売すると発表しました。これは、発売以来圧倒的なパフォーマンスを誇るスーパースポーツカーとして認知されている「NISSAN GT-R」が「今までなかったワクワクを」を体現したモデルです。「NISSAN GT-R」14年モデルはパフォーマンスで妥協することなく、新たな次元の上質さを実現しました。

同モデルの販売は、全国97店舗の新たに再編された日産ハイパフォーマンスセンター(NHPC)にて行います。NHPCでは、12月初旬以降「NISSAN GT-R」14年モデルの試乗車を準備し、さらに「NISSAN GT-R」マイスターとして認定されたカーライフアドバイザーが、お客さまのニーズに合わせたカーライフを企画、提案できる環境を整えていきます。

「NISSAN GT-R」14年モデルは日本を皮切りに、世界で発売される予定です。



「NISSAN GT-R」14年モデルは、洗練された速さを追求した「大人が楽しめる『NISSAN GT-R』」です。今回のマイナーチェンジでは、開発着手から10数年の歳月における実験の積み重ねを基礎として、2012年に参加したニュルブルクリンク24時間レースなど数々のモータースポーツ活動からのデータおよび世界中のお客様の声をフィードバックすることで、「NISSAN GT-R」は進化を遂げました。

「NISSAN GT-R」が目指すのは、「GT:グランツーリスモ」の精神に則ったより上質な乗り心地、どこまでも気持ち良く走り続けられる性能と、「R:レーステクノロジー」に基づく圧倒的な速さという、2つの要素を高次元で両立することです。これは「NISSAN GT-R」が標榜してきたマルチパフォーマンスを追求することと同義であり、ワインディングロードでも、高速道路での巡航でも、市街地でのドライブでも、ドライバーは「NISSAN GT-R」がもたらす最高の性能を楽しむことが可能です。

今回発売する「NISSAN GT-R」14年モデルは、新しいサスペンションセッティングによって実現したステアリング修正の少ない高水準の安定性と、優れた路面追従性がもたらす上質な乗り心地が特徴です。「NISSAN GT-R」14年モデルは速さを追求しつつも、新たな次元の上質な走りを可能にしました。

さらに、「NISSAN GT-R」14年モデルは、エクステリア、インテリアに高級感を加え、洗練されたドライビング・プレジャーとともに日産の「今までなかったワクワク」を体現します。


<全国希望小売価格(消費税込み)>


「NISSAN GT-R」14年モデルの概要は以下の通りです。

優れたパフォーマンスが新たな次元の洗練に出会う
1. メカニズム

これまで以上に洗練されたハンドリングと乗り心地でスーパースポーツカーのベンチマークに
タイヤを安定した状態で路面にグリップさせ、駆動力をかけた状態を保つのに理想的なユニット配置と重量配分のプレミアム・ミッドシップパッケージに高いエアロダイナミクスを組み合わせることで、安全に速く走ることを可能にしました。

シャシー
タイヤがしっかり接地することで、加速も減速も効き、安心して速く走ることができます。
サスペンション・タイヤ : 4輪の接地荷重変動を減らし、より均等に接地荷重を配分するため、スプリングのバネ定数及びショックアブソーバー電子制御、フロントスタビライザーバネ定数の最適化、リンクブッシュ類の見直しなどを実施。サスペンションの有効ストロークを増やして路面追従性を高めるこれらのチューニングにより、荒れた路面のコーナーでも確実にタイヤがグリップしてフラットな車両姿勢が保てるため、狙った通りのラインを走れ、ストレスなくアクセルを踏むことができます。また、微細な振動やロードノイズを抑えられたことで、上質な乗り心地と、快適で安心感のある走りを実現。高速域での修正舵の必要が少なくて済む高い直進安定性により、長時間を高速で走っても疲労を最小に抑えます。さらにウェット路でも4輪のグリップ力が高いため、不安なくブレーキを踏みこむことができ、安心感、信頼感が向上しました。
ステアリング : 高速時にはしっかりとした手応えを感じながら、日常域での取り回しでは扱いやすい操舵力に設定。タイヤの接地感がサスペンションやボディから分かりやすく伝わり、意のままの走りが可能となりました。
ブレーキ : コントロール性とペダルの踏み応えの向上を実現するため、減速Gとペダル踏力の特性を見直してチューニングしました。特に踏み始めから制動中期にかけて、しっかりとしたリニアな踏み応えが感じられ、よりコントロールしやすくなりました。

高精度・高剛性ボディ
軽量かつ高精度、高剛性をテーマに開発された「NISSAN GT-R」のボディは、その極めて高い剛性を2007年の発売以降も「高精度」を追求することで進化させ、世界トップレベルの高い剛性を実現しています。今回発売する「NISSAN GT-R」2014年モデルでは、「さらなる上質な速さ」の追求に向け、4輪の接地荷重変動を減らし、より均等に接地荷重を配分するために、サスペンションでのチューニングに加え、ボディ全体を均一にバランスよく変形させることを目指しました。
車体のアンダーフロア周り、特にリヤ周りの部品同士の合わせ込みを行い、局部変形を抑えた結合剛性の高いボディを実現しています。また、大きな荷重がかかったときの振動やノイズのキャビンへの伝達も抑制されています。
エンジンやトランスアクスル、ハイグリップタイヤが発生するノイズの中で、人間が不快に感じる雑味のある音(500Hz以上の音)は、制振・吸遮音材を最適に配置することで抑制され、エンジンが発するクリアで力強いサウンドが強く感じられるようになりました。


2. エクステリア
動いているときも止まっているときも魅力的
「NISSAN GT-R」14年モデルは、エクステリアのデザインおよび細部の仕様変更を行い、世界中のスーパースポーツカーの中にあってもその洗練された存在感と上質感を印象付けます。特にフロントおよびリヤのランプは、エクステリアの視覚的インパクトを高めるとともに視認性を向上させるために、大幅に変更を加えました。また、「大人が楽しめる『NISSAN GT-R』」をボディカラーで表現した新色も設定しました。
「NISSAN GT-R」14年モデルは、特徴的な「稲妻の閃光」をイメージした新デザインの高効率LEDポジションランプによるランプシグネチャーを採用し、印象的なエクステリアとしました。これにより特に薄暗い時や夜間に「NISSAN GT-R」のロードプレゼンスが向上します。
LEDヘッドランプを新たに採用することで、照射範囲を拡大し、視認性を向上しました。4つのLEDランプユニットは、新しい大光量のLEDハイビームと、メイン照明、遠方用照明、ワイド照明を含む3つのLEDロービームで構成されています。
リヤコンビランプにも、新デザインのLEDランプを採用。特徴的な4つの丸型リヤコンビランプが、切れ目のない丸いラインでリングを描き、後続車にその存在感を示します。
エンジン始動時には、新しいランプシグネチャーが点灯し、ドラマティックなスタートを演出します。
ボディカラーは、新色のゴールドフレークレッドパールが「NISSAN GT-R」の視覚的な魅力を高めます。レッドの中に24金ゴールドでコートされた微細なガラスフレークを混入することで、光が当たると深みのある艶の中に華やかさが生まれます。この新色を含め、ボディカラーは全7色を設定します。


3. インテリア
上質な新内装(オプション設定)により「NISSAN GT-R」のプレミアムな魅力を高めました。今までにない新たな世界観を提案します。
「Premium edition」専用オプションのファッショナブルインテリアに、新たにアイボリーを追加し、お客さまの選択肢を広げました。
ファッショナルブルインテリアでは、プレミアムな室内空間を演出するため、カラートリムをドアトリム、ドアアームレスト、センターコンソール両サイド、コンソールボックスリッド、ハンドブレーキにまで拡大するとともに、ドアトリムにはステッチを施した立体感のあるデザインを採用しました。
さらにファッショナルブルインテリアでは、手に吸い付くような柔らかい触感のセミアニリン本革をフロントシートに加えて、リヤにも採用しました。またシートのステッチをより広範囲に配し、魅力を高めています。確かな機能性の裏付けがある本物の価値をお客さまに提供し、所有する満足感を高めました。


「NISSAN GT-R」14年モデルの詳細情報はこちらよりご覧ください。
ウェブカタログ http://www.nissan.co.jp/GT-R/

NHPC店舗情報はこちらからご覧ください。
http://map2.nissan.co.jp/c/f/?grp=nissan13_test&uc=50&BT1=13





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