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ウィーン国立歌劇場の特別協力による「トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン」コンサートを各地で開催【トヨタ自動車】

2013年11月22日

—「ココロハコブプロジェクト」として、岩手県・宮城県でチャリティコンサート、訪問コンサートを実施—

トヨタ自動車㈱(以下、 トヨタ)は、社会貢献活動(芸術文化支援)の一環として、2014年4月11日(金)から4月20日(日)まで、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者やウィーン国立歌劇場の奏者等、31名で特別編成されたオーケストラ「トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン」によるコンサートを、全国7都市で計7回公演する。チケットは12月7日(土)より、全国のプレイガイド等で一斉に発売する。

同コンサートは、2000年から実施しており、12回目となる2014年もウィーン国立歌劇場の特別協力を得て開催する。
チケット料金については、世界トップクラスの芸術鑑賞の機会を幅広い方々にご提供したいとの考えから、3,000円台からとお求めになりやすい価格に設定している。
また、被災地支援活動「ココロハコブプロジェクト」の取り組みも継続し、盛岡公演ならびに仙台公演のチケット売上げの全額は、震災による孤児・遺児の育成支援のために寄付する。

全7公演の内訳は、「トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン」の演奏による“ウィーン・プレミアム・コンサート”6公演(札幌、盛岡、仙台、東京、大阪、福岡)と、名古屋フィルハーモニー交響楽団と共演する“ウィーン・グランド・コンサート”1公演(名古屋)。

“ウィーン・プレミアム・コンサート”では、指揮者なしの演奏で、ベートーヴェンの名曲「交響曲第3番『英雄』」やモーツァルトを始めとするウィーンに所縁のある作曲家の作品を数多く取り上げる。ウィーン・グランド・コンサート”では、公演の第2部に指揮者の高関健氏、名古屋フィルハーモニー交響楽団を迎えて、生誕150年のリヒャルト・シュトラウスの代表的な交響詩を披露するなど、多彩なプログラムをお届けする。

ソリスト(独奏)には、将来を嘱望されており、世界に活動の場を広げる若手のクラリネット奏者 吉田誠氏、ピアニスト 萩原麻未氏が出演する。

各公演チケットおよびプログラムに関するお問い合せは、トヨタ・マスター・プレイヤーズ事務局(TEL:03-5210-7555)まで。

また、公演期間中に音楽の感動をより多くの方々にお届けすることを目的に、次代を担う青少年を対象とした「青少年のための特別プログラム」を実施する。具体的には、『コンサートへのご招待』、『公開リハーサルへのご招待』、『小学校・児童福祉施設等への訪問コンサート』を実施。各プログラムは全て公募となる。参加申込みは、トヨタのホームページおよびハガキでの申込みとなり、12月7日(土)より受付ける。
http://www.toyota.co.jp/tomas14

※各地公演の詳細・これまでの実績については別紙ご参照。

<別紙>

開催概要

■名     称
トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン
■クレジット ◇主催 : トヨタ自動車株式会社
◇共催 :
北海道新聞社(札幌公演)、岩手日報社(盛岡公演)、河北新報社(仙台公演)、
中日新聞社(名古屋公演)、西日本新聞社(福岡公演)
◇特別協力 : ウィーン国立歌劇場
◇協 力 :
トヨタ販売店グループ、トヨタ自動車北海道㈱(札幌公演)、
トヨタ自動車東日本㈱(盛岡・仙台公演)、トヨタ自動車九州㈱(福岡公演)
◇後援 : 中部日本放送(名古屋公演)
◇オフィシャルエアライン : オーストリア航空
■日程・会場 ウィーン・プレミアム・コンサート ~トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン~
(プログラムA)
仙台   4月12日(土)18:00開演   東京エレクトロンホール宮城
大阪   4月15日(火)19:00開演   ザ・シンフォニーホール
東京   4月16日(水)19:00開演   サントリーホール
札幌   4月17日(木)19:00開演   札幌コンサートホールKitara
(プログラムB)
福岡   4月14日(月)19:00開演   アクロス福岡シンフォニーホール
盛岡   4月20日(日)14:00開演   岩手県民会館
※仙台公演・盛岡公演では、東北復興チャリティとして、両公演のチケット売上げの全額を孤児・遺児の育成支援のために寄付させていただきます。
ウィーン・グランド・コンサート ~トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン&名古屋フィルハーモニー交響楽団~
(プログラムC)
名古屋   4月11日(金)18:45開演   愛知県芸術劇場コンサートホール
■演     奏 トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン  (31名の指揮者なし室内オーケストラ)
特別協力 : ウィーン国立歌劇場
名誉監督 : ウィーン国立歌劇場総監督ドミニク・マイヤー
芸術監督 : ペーター・シュミードル(元ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団首席奏者)
■指揮・ソリスト・共演 (プログラムA)
ペーター・シュミードル     [ クラリネット ]    (元ウィーン・フィル 首席奏者)
吉田  誠    [ クラリネット ]    (クラリネットと指揮で大きな注目を集める新星)
フォルクハルト・シュトイデ    [ヴァイオリン]    (ウィーン・フィル コンサートマスター)
(プログラムB)
ヴォルフガング・トムベック    [  ホルン  ]    (ウィーン・フィル  奏者)
萩原麻未    [  ピアノ  ]    (ジュネーヴ国際音楽コンクール優勝)
(プログラムC)     ※下記の他に、第1部ではプログラムAのソリストも出演します。
<第2部>
高関  健    [   指揮   ]    (東京芸術大学指揮科招聘教授)
ロベルト・ナジ    [  チェロ  ]    (ウィーン・フィル ソロ・チェロ奏者)
エルマー・ランダラー    [ ヴィオラ ]    (ウィーン・フィル  奏者)
名古屋フィルハーモニー交響楽団
■プログラム (プログラムA) 仙台・大阪・東京・札幌
演奏 : トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン
ロッシーニ : 歌劇「セヴィリアの理髪師」序曲
クロンマー : 2つのクラリネットのための協奏曲 変ホ長調 Op.91
[クラリネット/ペーター・シュミードル、吉田  誠]
R.シュトラウス(プルジホダ、コヴァーチ編) : 「ばらの騎士」ワルツ
[ヴァイオリン/フォルクハルト・シュトイデ]
ベートーヴェン : 交響曲 第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」
(プログラムB) 福岡・盛岡
演奏 : トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン
モーツァルト : 歌劇「羊飼いの王様」序曲 K.208
モーツァルト : ホルン協奏曲 第2番 変ホ長調 K.417
[ホルン/ヴォルフガング・トムベック]
モーツァルト : ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488
[ピアノ/萩原麻未]
ベートーヴェン : 交響曲 第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」
(プログラムC) 名古屋
第1部演奏 : トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン
第2部演奏 : トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン&名古屋フィルハーモニー交響楽団
第1部/ロッシーニ:歌劇「セヴィリアの理髪師」序曲
クロンマー : 2つのクラリネットのための協奏曲 変ホ長調 Op.91
[クラリネット/ペーター・シュミードル、吉田  誠]
R.シュトラウス(プルジホダ、コヴァーチ編) : 「ばらの騎士」ワルツ
[ヴァイオリン/フォルクハルト・シュトイデ]
第2部/R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」Op.35
[指揮/高関 健、チェロ/ロベルト・ナジ、ヴィオラ/エルマー・ランダラー]
R.シュトラウス : 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」Op.28
[指揮/高関 健]
■入場料(税込) ウィーン・プレミアム・コンサート(プログラムA・B)
全席指定 : S席5,500円/A席4,500円/B席3,000円
ウィーン・グランド・コンサート(プログラムC)
全席指定 : S席6,500円/A席5,000円/B席3,500円
■一般発売日 2013年12月7日(土)10:00~
■チケット取扱い チケットぴあ  0570-02-9999  http://pia.jp/t/tmp/
e+(イープラス)  http://eplus.jp/tmp/ ほか各地プレイガイドで受付け
■お問合せ 《 東     京 》     トヨタ・マスター・プレイヤーズ事務局    03-5210-7555
《 札     幌 》     道新文化事業社    011-241-5161
《 盛     岡 》     岩手日報社 事業局    019-653-4111
《 仙     台 》     河北チケットセンター    022-211-1189
《 名 古 屋 》     中日新聞コンサートデスク    052-308-8282
《 大     阪 》     大阪アーティスト協会    06-6135-0503
《 福     岡 》     西日本新聞イベントサービス    092-711-5491

青少年のための特別プログラム

トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーンの本公演に加えて、次代を担う青少年の方々を対象とした様々な特別プログラムを無料で実施。参加のお申込みは、トヨタのホームページおよび郵便ハガキからの申込みとなり、12月7日(土)より受付ける。各プログラムの詳細は、下記を参照。


クラシック音楽のすばらしさを若い世代の方々に実際のコンサートを通して体感していただくため、各公演100名様、 計700名様をご招待します。
開催日時・会場 : トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン 全7公演
応募資格 : 小学生以上、24歳以下の方
(小・中学生は成人引率者の同伴が必要となります)
ご招待人数 : 各公演100名様
(1回のご応募で1名様のお申込み。ただし小・中学生は成人引率者も含めて2名様のお申込みとなります)
応募期間  : 2013年12月7日(土)~2014年2月9日(日)消印有効


コンサート直前のリハーサルは、音楽づくりの最終的な仕上げを行う貴重な時間。本番さながらの緊張感を通して、 音楽の魅力をより身近に感じていただく絶好の機会です。楽器経験者や音楽を学んでいる方の団体での申込みも受付けます。
開催日時・会場 :    
4月11日(金)  名古屋公演  15:20開始予定
4月12日(土)  仙台公演  15:00開始予定
4月14日(月)  福岡公演  16:00開始予定
応募資格 : 小学生以上、24歳以下の方
(小・中学生は成人引率者の同伴が必要となります)
ご招待人数 : 各公演600名様
(1回のご応募で1名様のお申込み。ただし小・中学生は成人引率者も含めて2名様のお申込みとなります)
団体申込 : ジュニア・オーケストラや吹奏楽団などの青少年演奏団体に所属する小・中・高・大学生の団体申込[10名様以上]も受付けています。
(詳しくは、トヨタ・マスター・プレイヤーズ事務局まで、お電話(03-5210-7555)のみでの受付けとなります。)
応募期間 : 2013年12月7日(土)~2014年3月3日(月)消印有効


小学校や児童福祉施設などで開催するふれあいコンサート。愛知・三重・岐阜県内のうち2ヶ所及び東京都内4ヶ所にメンバーが訪問し、音楽を通じた心の交流をはかり、若い世代の大きな想い出づくりに貢献します。
開催日時・地域 :    
4月10日(木)午前:愛知・三重・岐阜県のうち2ヶ所
4月19日(土)午前・午後:東京都内4ヶ所
訪問者 : トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーンのメンバー数名を予定
応募資格 : 上記訪問可能地域に所在する小学校、または児童福祉施設
応募期間 : 2013年12月7日(土)~2014年1月31日(金)消印有効
また、4月13日(日)には岩手県・宮城県にて東北復興への想いを音楽で届ける「ふれあいコンサート」を実施します。(開催場所は事務局にて選定)

※さらに詳しい内容は、オフィシャル・ホームページをご覧ください。
http://www.toyota.co.jp/tomas14/
※トヨタは、本公演の他にも様々な社会貢献活動を実施しています。
http://www.toyota.co.jp/social_contribution/

※本プログラムに関するお問合せ : トヨタ・マスター・プレイヤーズ事務局   03-5210-7555

トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン

ウィーン国立歌劇場の協力を得て、本公演のために特別に編成された世界最高水準の室内オーケストラ。 ウィーン国立歌劇場、ウィーン・フィルのメンバーを中心に、ヨーロッパで活躍するアーティスト仲間たちも加わった31名で編成されている。

プロフィール(ソリスト・指揮者・共演)

ペーター・シュミードル(芸術監督・クラリネット)
オルミュッツに生まれる。祖父、父、本人と3代にわたってウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者を務めている。ウィーン国立音楽大学でルドルフ・イェッテル教授に師事し、1964年卒業。65年にウィーン国立歌劇場管弦楽団、68年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に第1クラリネット奏者として入団、82年より第1首席奏者となる。ソリストとして、これまでウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、パリ管弦楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、指揮者のベーム、バーンスタイン、プレヴィン、レヴァイン、ムーティ、小澤征爾の各氏等と共演。また、室内楽奏者として、新ウィーン八重奏団、ウィーン木管ゾリステンのメンバーを務めている。84年ザルツブルク功労金勲章を、91年オーストリア芸術名誉十字勲章をそれぞれ受章。音楽教育家としても名高く、ヨーロッパだけでなく、日本においても数多くのマスタークラス(草津夏期国際音楽アカデミー、パシフィック・ミュージック・フェスティバル-PMF)を開催し、後進の指導に貢献している。

吉田  誠(よしだ まこと/クラリネット)
1987年兵庫県生まれ。5歳よりピアノを、15歳からクラリネットを始める。2006年東京芸術大学入学後、渡仏。08年リュエイユ=マルメゾン音楽院を審査員満場一致の最優秀賞ならびにヴィルトゥオーゾ賞を得て卒業。パリ国立高等音楽院に首席入学。ジュネーヴ音楽院でも研鑽を積む。04年第9回KOBE国際学生音楽コンクール最優秀賞、兵庫県教育委員会賞受賞。05年国際クラリネット協会主催ハイスクールコンペティション第3位。第9回松方ホール音楽賞大賞。06年トリノ国際音楽コンクールファイナリスト。07年第5回東京音楽コンクール木管部門第1位および聴衆賞を受賞。10年日本管打楽器コンクール第2位。日本各地でリサイタルを行う他、ヨーロッパでも積極的に活動。これまでにソリストとして国内主要オーケストラとも多数共演。ロームミュージックファンデーション音楽セミナーにて小澤征爾、湯浅勇治の各氏の元で指揮も学んでいる。

フォルクハルト・シュトイデ(コンサートマスター・ヴァイオリン)
1971年ライプツィヒに生まれ、5歳よりヴァイオリンを始める。88年ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学に入学、ヨアヒム・ショルツ、ヴェルナー・ショルツ両教授に師事。大学在学中、エスタ国際ヴァイオリン・コンクール第4位入賞、シュポア国際ヴァイオリン・コンクールにて特別賞を受賞する他、グスタフ・マーラー・ユース管弦楽団の第1コンサートマスターを務める等、オーケストラ奏者としても活躍。94年同大学卒業と同時にウィーンに留学、元ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団奏者であるアルフレド・スター教授に師事。同年コンサートマスターとしてウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団、98年ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に入団、99年よりコンサートマスターを務めている。2002年には自らが主宰するシュトイデ弦楽四重奏団を結成する等、ソロや室内楽の多方面で活躍している。

ヴォルフガング・トムベック(ホルン)
何世代にもわたるウィーンの音楽一家に生まれる。母のもとでピアノを始め、10歳よりウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の第1ホルン奏者を務める父のもとでホルンを始める。1972年ウィーン国立音楽大学に入学し、J.ヴェレバ教授に師事。78年1月にウィーン国立歌劇場管弦楽団およびウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の第3ホルン奏者として入団し、80年には同団の第1ホルン奏者に就任。現在は第4ホルン奏者を務めている。これまでにカラヤン、ベーム、バーンスタイン、ムーティ、小澤征爾、ラトルの各氏等、数多くの著名指揮者と共演し、ザルツブルク音楽祭にも招かれる。またウィーン木管八重奏団、ウィーン室内合奏団、ウィンナホルン室内合奏団のメンバーを務める等、室内楽奏者としても活躍している。

萩原麻未(はぎわら まみ/ピアノ)
2010年第65回ジュネーヴ国際コンクール〈ピアノ部門〉において、日本人として初優勝を果たし、年によって1位を出さないこの伝統あるコンクールでの8年ぶりの優勝は、各方面で大きな話題を集めた。広島市出身。5歳よりピアノを始め、第27回パルマドーロ国際コンクールにて史上最年少の13歳で第1位に輝く。文化庁海外新進芸術家派遣員として渡仏し、パリ国立高等音楽院、同音楽院修士課程およびパリ地方音楽院室内楽科を卒業した。現在パリを拠点にしながら、ザルツブルグのモーツァルテウム音楽院で研鑽を重ねる。11年広島市民賞、ひろしまフェニックス賞特別賞、ミュージックペンクラブ・新人賞を受賞。また、第13回ホテルオークラ音楽賞、第22回新日鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞他数多く受賞し、12年春には文化庁長官表彰(国際芸術部門)を受けている。

高関  健(たかせき けん/指揮)
桐朋学園在学中の1977年カラヤン指揮者コンクールジャパンで優勝。ベルリンでカラヤン氏のアシスタントを務め、タングルウッド音楽祭でもバーンスタイン、小澤征爾の各氏らに指導を受けた。日本のオーケストラはもとより、ウィーン響、オスロ・フィル、ベルリン・ドイツ響、クラングフォーラム・ウィーン、ケルン放送響等に客演。2013年2月にはサンクトペテルブルグ・フィル定期演奏会を指揮、ロシアの名門オーケストラから豊潤な響きを引き出し、聴衆や楽員から大絶賛を受けた。09年のブーレーズ京都賞受賞記念ワークショップではブーレーズ氏から、12年にはシチェドリン作品日本初演でアルゲリッチ氏・マイスキー氏からその演奏を絶賛される等、ソリストからも絶大な信頼を得ている。広島響音楽監督・常任指揮者、新日本フィル正指揮者、大阪センチュリー響常任指揮者、群馬響音楽監督、札幌響正指揮者等を歴任。94年には群馬響ヨーロッパ公演を成功に導いた。東京芸術大学音楽学部指揮科招聘教授。

ロベルト・ナジ(チェロ)
1966年マコ(ハンガリー)に生まれる。79年よりブダペストのフランツ・リスト音楽院にてチャバ・オンツァイ教授、87年よりミクローシュ・ペレーニ教授に師事。89年に演奏および教育専攻を優秀成績で卒業後、ウィーン音楽大学にてヴォルフガング・ヘルツァ教授の下で研鑽を積む。88年ポッパー・チェロ国際コンクールで優勝し、国際フロリアン賞を受賞。87年グスタフ・マーラー・ユース管弦楽団、90年ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団のソロ・チェロ奏者を歴任し、92年ウィーン国立歌劇場管弦楽団、96年ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に入団、2005年よりソロ・チェロ奏者に就任。また、ソリスト、室内楽奏者としても世界各地で活躍し、これまでに24枚以上のCDをリリースしている。99年よりウィーン音楽院(現・ウィーン私立音楽大学)にて後進の指導を務める他、世界各地の青少年オーケストラの指導や、マスタークラスを開催する等、教育者としても活躍。09年よりウィーン国立芸術大学教授を務めている。

エルマー・ランダラー(ヴィオラ)
1974年ザルツブルク生まれ。ヴィルテン少年合唱団のアルト独唱を務める。84年よりヴァイオリンを始め、91年ウィーン国立音楽大学に入学し、94年よりヴィオラをP.オクセンホーファー氏に師事。90年最年少メンバーとしてグスタフ・マーラー・ユース管弦楽団およびEUユース・オーケストラに入団。96年ウィーン国立歌劇場管弦楽団、99年ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に入団。また室内楽奏者として、99年よりウィーン・フィルハーモニア・トリオ、ベルヴェデーレ・トリオ、アンサンブル・コルソ、2000年よりウィーン・ヴィルトゥオーゼン、02年よりシュトイデ弦楽四重奏団等のメンバーを務める他、T.ハンプソン、R.ブッフビンダー、S.チャン、J.ラクリン、B.シュミット、E.オッテンザマーの各氏など世界一流アーティストと共演。

名古屋フィルハーモニー交響楽団
1966年結成。“名フィル”の愛称で親しまれ、東海地方を代表するオーケストラとして地域の音楽界をリードし続けている。2013年4月よりマーティン・ブラビンズ氏が第8代常任指揮者に就任。多彩なレパートリーを誇る英国の実力派指揮者の就任に全国から高い注目と期待が集まっている。海外でも88年のヨーロッパ2カ国ツアーをはじめ、00年と06年のアジア各国でのツアーなど、これまでに計4回の海外ツアーを実施しており、特に04年の「プラハの春」国際音楽祭からの正式招待を受けたヨーロッパ3カ国ツアーは大成功を収めた。シーズンごとにテーマを設け、意欲的な内容で回を重ねている「定期演奏会」をはじめ、親しみやすい「市民会館名曲シリーズ」や障がいのある方を対象とした「福祉コンサート」など、バラエティに富んだ年間約120回の演奏会を行っている。「トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン」との合同公演は、00年の初共演以来、今回が12回目で同楽団との深い交友関係を築いている。
http://www.nagoya-phil.or.jp/

トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン これまでの実績


これまでに計82公演を開催し、来場者数は14万名様を超えています。


プログラム①|青少年の方々をコンサートへご招待する「ウェルカム・シート」
これまでに計41公演で実施し、およそ3,860名様(引率者を含む)にご来場いただきました。

プログラム②|音楽づくりの過程を体験する「公開リハーサル」
これまでに計18公演で実施し、およそ4,700名様(引率者を含む)にご来場いただきました。

プログラム③|感動をお届けする「ふれあいコンサート」
これまでに東京都内や愛知・三重・岐阜県内の小学校や児童福祉施設の計27校に訪問する他、2012年より岩手県内や宮城県内の学校や地域の公共文化施設の計4ヶ所にお伺いし、およそ12,860名様(保護者や地域の方を含む)にコンサートをお届けしました。


2012年・13年に開催した仙台公演・盛岡公演のチケット売上げの全額と、各公演会場での募金を合算し、東北復興チャリティとして東北3県(岩手・宮城・福島)の孤児・遺児育英基金に寄付しました。

寄付先 :
岩手県 : いわての学び希望基金
宮城県 : 東日本大震災みやぎこども育英基金
福島県 : 東日本大震災ふくしまこども寄附金




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