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東京モーターショー、省燃費、高稼働率、コスト効率をテーマに【UDトラックス】

2013年11月6日

UDトラックスは第43回東京モーターショー2013(11月23日~12月1日、展示場所:東展示棟1)で、世界初公開となる実験車両「クオン・フューエル・デモンストレーター」、燃費と稼働率を追求したフラッグシップトラック大型「クオン」、そして日本初公開となる新興国市場向け新大型トラック「クエスター」を出展。実験車両「クオン・フューエル・デモンストレーター」では現行「クオン」比で10%以上の燃費改善を目標とする。


「燃費と稼働率で常に一歩先を見据えたトラックを造ることに注力してきた。UDトラックスはUDの由来である『究極の信頼(Ultimate Dependability)』をコアバリューとして、今後も燃費効率の高い商品とお客様の稼働率を支えるサービスを提供していく」(UDトラックス社長・坂上優介)

「クオン・フューエル・デモンストレーター」で、10%以上の燃費改善を目指す

UDトラックスは世界初公開となる実験車両「クオン・フューエル・デモンストレーター」を出展する。燃費のさらなる追求を目指すUDトラックスの実験「現場」の様子を伝える車両だ。同車両では3つの領域において現行大型車両「クオン」比10%以上の燃費改善を目標としている。まず11リットルエンジンを8リットルにダウンサイジングすることで、高い走行性を維持しながら燃費を改善。そして空気抵抗を低減する空気力学的デザインを進化、さらにGPSや地図データを活用し前方の坂道やカーブを認識して車速を制御する「アドバンスド・ドライバー・アシスタンス・システム(ADAS)」を搭載し、省燃費運転を支援する。「クオン・フューエル・デモンストレーター」では、幅広い用途をもつディーゼルエンジン技術を軸とする総合的な取り組みで、顧客の事業効率に不可欠な要素である燃費を大幅改善できることを示していく。

フラッグシップトラック大型「クオン」

日本市場を中心とする先進国市場向けのフラッグシップトラック大型「クオン」は抜群の稼働率と高い燃費効率で顧客のビジネスニーズに応える。同車両はエンジンやトランスミッションなど燃費を改善するハードウエアを備える一方、運転者の走行性を支援するソフト技術との組み合わせで、環境性能を追求しながら顧客の車両総保有コストを低減する。モーターショーでは、ギアシフトの絶妙なタイミングと車速を確保しながら省燃費と快適な操縦性を実現する12速電子制御式トランスミッション「エスコット-Ⅴ」のカットモデルを展示、またGH11型エンジンの心臓部を探訪するバーチャルツアーなどユニークな体験を提供する。
※チケット制のため、ゲームのご参加には限りがございます。

新興国向け新大型トラック「クエスター」、日本初公開

2013年8月に発表した新興国向け新大型トラック「クエスター」を日本で初公開する。クエスターは新興国市場の様々なニーズに応え、鉱山開発、建設現場、市内配送、長距離輸送など幅広い用途に対応する。日本のものづくりの精神と品質へのこだわり、ボルボ・グループのグローバルな知見と技術力、現地調達・生産という3つの優れた要素を結集した(The best of three worlds)。幅広い用途や燃費効率、競争力をもたせた価格で、新興国市場で高い競争力を持つ。

テレマティクスで燃費性能や稼働率を高め、顧客の総費用コストを削減

日本ではUDインフォメーションサービスとして知られているテレマティクスは「クオン」の全車種で標準装備、また「クエスター」と中型トラック「コンドル」でオプション装備されている。同サービスは、顧客車両と当社のサービスネットワーク間を遠隔通信で結ぶことで、燃費や整備日程などを顧客にレポートするなど稼働率の向上に貢献、またドライバーの省燃費運転を支援する幅広いサービスを提供する。モーターショーでは、UDインフォメーションサービスが提供する「燃費王」(省燃費運転支援システム)をゲームで体感できる。


こうした商品と技術を披露することで、UDトラックスの技術革新の歴史と世界の商用車業界をけん引する日本のものづくりを世界中の来訪者に実感してもらいたい。


※東京モーターショーでの展示車両などの詳細は
http://www.udtrucks.com/ja-jp/about-us/tokyo-motor-show-2013 をご覧ください。


クオン・フューエル・デモンストレーター


クオン


クエスター



UDトラックスはお客様の車両の燃費・稼働率向上のための輸送ソリューションを提供する商用車ブランドです。1935年に設立されたUDトラックスは2007年以降、商用車、バス、建設機械、船舶用エンジンなどを製造・販売するボルボ・グループの商用車部門のグローバルブランドの1つとして、日本に本拠を置き、国内のみならず世界64カ国に販売ネットワークを展開しています。また日本はボルボ・グループのアジア太平洋地域の本拠地となっています。2012年の販売台数は国内・海外合わせて約2万台超でした。UDトラックスは当社の商品にUDの由来であるUltimate Dependability (究極の信頼)という付加価値を与え、お客様にとって最も重要な機能において卓越することを私たちの使命としています。





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