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パナメーラ ターボSエグゼクティブがワールドプレミア【ポルシェ ジャパン】

2013年10月31日

日本. ポルシェ ジャパン㈱(本社:東京都目黒区  代表取締役社長:黒坂  登志明)は、パナメーラ ターボSおよびパナメーラ ターボSエグゼクティブの予約受注を11月5日(火)より全国のポルシェ正規販売店にて開始いたします。 東京モーターショー2013では、パナメーラ ターボSエグゼクティブがワールドプレミアを果たします。

ポルシェは最も速く、最もパワフル、そして最もラグジュアリーなパナメーラを、このグランツーリスモ モデルレンジの頂点に据えることになりました。最高出力は570PS、最高速度は310km/hに達し、極めて広範囲にわたる最高品質の装備を備えたパナメーラ ターボSは、この市場セグメントにおいて特別な地位が約束されています。また、ホイールベースを15cm延長したパナメーラ ターボSのエクゼクティブ バージョンも初めて設定されることになりました。このパナメーラ ターボS エクゼクティブは、特にリアシートにおけるスペースが大幅に増え、快適性がいちだんと向上しています。このモデルレンジの幅広い装備オプションの例としては、プライバシーガラスを兼ねた遮熱・防音ガラスのウインドウ、専用設計のリアのインテリアライティングパッケージ、大型リアセンターコンソールなどがあります。このパナメーラ モデルレンジの新しいフラッグシップは、東京モーターショーでワールドプレミアを飾ります。

ニューパナメーラ ターボSのスポーティでラグジュアリーなキャラクターは、走行性能だけでなく、外観の際立った特徴によっても明らかです。ニューパナメーラ ターボSだけに設定されているボディカラーのパラジウム メタリックは、このフラッグシップのルックスに特別な高級感を添え、上品でエレガントなシルエットを引き立たせます。20インチ 911ターボII ホイールは、グランツーリスモの他のモデルに標準装着されているホイールよりも大きいだけでなく、同時に大幅にワイドになっており、パナメーラ ターボSの卓越したドライビングダイナミクスを物語っています。ボディ同色塗装仕上げの4-wayリアスポイラーも、もうひとつの特徴です。

このポルシェ パナメーラ モデルレンジの新しいフラッグシップは、ラグジュアリークラスの頂点に立つにふさわしい、極めて広範囲にわたる装備を備えており、このモデルレンジで装着可能なドライビングダイナミクス制御システムを全て標準装備しています。アクティブ制御によるロール抑制システムであるポルシェ・ダイナミックシャシー・コントロールシステム(PDCC)は、コーナリング時に車両の横方向の傾きを低減することで、俊敏性と快適性を同時に向上させます。ポルシェ・トルク・ベクトリングプラス(PTV Plus)は、電子制御式リミテッド・スリップ・リアディファレンシャルと連動し、左右リアホイールへのトルク配分を制御することで、あらゆる走行状況においてトラクションを向上させます。

パナメーラ ターボSに備わるポルシェ・セラミックコンポジット・ブレーキ(PCCB)は、耐フェード性と耐摩耗性に特に優れた高性能ブレーキシステムです。ステアリングシステムには、車速感応式のパワーステアリングプラスを採用しています。 パナメーラ ターボSのシャシーには、アダプティブダンパーコントロールシステムであるポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)にエアボリュームが増加したアダプティブエアサスペンションが装備されます。

新しいターボチャージャーと噴射圧の増加によって出力が約50PS増大 パナメーラ ターボのエンジンよりも出力が50PS増加しているのは、多数のコンポーネントに対してこのモデル専用の最適化を図った結果です。ポルシェは、より大きなコンプレッサーを組み込んだ2つの新しいターボチャージャーをパナメーラ ターボSに採用しています。この新しいコンプレッサーは、エアフローが増大しており、ターボチャージャーは高い負荷および速度でさらに多くの空気を燃焼室に送り込みます。加えて、噴射圧も20bar高い140barになりました。こうした対策によって増大したコンポーネントの負荷は、特殊なコーティングが施されたピストンリングを組み込んだ、新しいアルミニウム合金製ピストンによって受けとめられます。

このコンセプトには、さらに2つの利点があります。燃焼室内でいっそう効率よく混合気が生成されることで、トルクも50N・m増加して750N・m / 2,250-5,000rpmとなりました。オーバーブースト機能を使うと800N・mにまで増加します。トルクの増大によって、例えば追い越しがいっそう容易かつ迅速になります。もうひとつ改善されているのは、ニューモデルの燃料消費量(新欧州ドライビングサイクル:NEDC)がパナメーラ ターボと同じ10.2ℓ/100kmとなり、先代モデルよりも11%以上低減されている点です。

オプションのスポーツエグゾーストシステムにより、パナメーラ ターボSのドライバーは、希望すればいつでもレーシングマシンのようなサウンドを愉しむことが可能です。この比類ない体験は、スイッチひとつで音響経路が切り替わり、エンジンサウンドが直接車内に導かれることで実現されています。加えて、シフトアップするときは個別のシリンダーがスキップされるため、エンジン回転数がいっそう迅速に低下し、クラッチが素早くつながるようになっています。これは、8気筒エンジン特有のサウンドを意識させるという、音響面での副次的効果ももたらします。

スポーティなハンドリング特性を高めるスポーツクロノパッケージ ニューパナメーラ ターボSは、増大したトルクと出力を効率的にスポーティなドライビングダイナミクスに変換するための装備も完璧に備えています。効率的なパワーの変換の要件のひとつとなるのは、最適な駆動力伝達コンセプトです。これは、過酷な走行状況でも威力を発揮する4WDシステム、ポルシェ・トラクション・マネージメントシステム(PTM)によって完璧に具現化されています。スポーツクロノパッケージも標準装備され、スイッチひとつで一貫してスポーティなレスポンスが得られるように駆動力とシャシーが調整されます。さらに、スポーツおよびスポーツ・プラス、そしてノーマルの各モードのキックダウン中には、オーバーブースト機能が作動します。オーバーブースト機能は、一時的にブースト圧を増大させ、いちだんとパワフルな加速を可能にします。

レーシングスタートを可能にする”ローンチコントロール”は、エンジン制御システムの反応とポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)のシフトプログラムを最適に調整することで、最大限の発進加速を確保します。シフトプログラムに見直しを加えたことで、PDKの7つのギアの間のシフトチェンジはいっそう迅速化しており、この新しいグランツーリスモのフラッグシップは、0から100 km/hまでを3.8秒で加速します。

パナメーラの支援システムを全て備えたシャシー シャシーには、ポルシェがこのスポーティなグランツーリスモ モデルレンジのために開発・採用した全てのアクティブシステムが標準装備されています。その中心となるのは、アダプティブエアサスペンションとアダプティブダンパーコントロールを組み込んだ、ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)です。PASMは、路面状況やドライビングスタイルに応じて各ダンパーの減衰力を無段階に調節します。センターコンソールのPASMシャシースイッチを使って、ドライバーはコンフォート、スポーツ、スポーツ・プラスの3種類のパフォーマンスマップを選択することができます。同様に、アダプティブエアサスペンションによって各種の減衰力に切り替えることが可能で、ドライバーは極めて高度な走行快適性から非常にスポーティなドライビングダイナミクスまで、より幅広いシャシー特性の中から設定を選ぶことができます。

PDCCとPTV Plusの組み合わせにより、パナメーラ ターボSは最も進化したパナメーラのシャシーを標準装備しています。PDCCは、フロントとリアのアクティブスタビライザーを使ってカウンタートルクを作用させることで、前後軸まわりのボディのロールを防ぎます。またこのシステムは、ロールモーメントのダイナミックな配分を通じて車両のバランスを向上させることで、あらゆる走行速度域で優れた俊敏性を確保しつつ、最適なステアリング性能とバランスの取れた荷重移動を実現します。タイヤはつねに路上で理想的なポジションに維持されるため、最適なサイドフォースが生み出されて各タイヤに作用し、俊敏性が向上しています。ロールモーメントの可変配分は、車両のセルフステアリングにも直接作用します。

3種類のシャシープログラムのいずれかを選択すると、PDCC、PASMおよびエアサスペンションがつねに同時に制御されます。コンフォートを選択すると、荒れた路面でも快適な走りが可能になります。スポーツおよびスポーツ・プラスモードでは、各種システムのアクティブな介入によって、ステアリング挙動、最大限のロールサポート、セルフステアリング、およびトラクションが変化し、最大限のパフォーマンスと俊敏性が発揮されます。

優れたコーナリングを可能にするPTV Plus、サーキットで実証済みのセラミックブレーキ ドライビングダイナミクスの点でPDCCがもたらすアドバンテージは、ポルシェ・トルク・ベクトリングプラス(PTV Plus)と、ロック率が変化する電子制御リミテッド・スリップ・リアディファレンシャルによって、いちだんと高められています。システムはステアリング挙動とトラクションを最適化することで、スポーティなドライビング体験が得られるようにします。

パナメーラ ターボSにはPCCBが標準装備されています。イエローでカラーリングされたブレーキキャリパーを組み込んだ、このサーキットで実証済みの極めてパワフルなセラミックブレーキはねずみ鋳鉄製ブレーキディスクと比較して、明らかなアドバンテージをもたらします。約50%の軽量化、より迅速なハンドリングレスポンス、そして耐腐食性に優れたキャリパーリングによって、最大限の制動性能が約束されています。

インテリア:ツートンレザーインテリアと快適なシート 高級感とスポーツ性の統合は、インテリアでは標準装備のツートンレザー仕上げによって実現されています。特別なハイライトの一つとなるのは、ダークバールウォールナットの新しいインテリアパッケージです。この新しいパッケージには僅かに赤みを帯びているため、クールな印象を与えます。パナメーラ ターボSのインテリアを締めくくるのは、フロントシートヘッドレストにエンボス加工されたポルシェ クレストです。

フロントには14-way電動シートが標準装備され、優れた快適性をもたらすメモリー機能も組み合わされています。メモリー機能には、シートクッションの拡大、ランバーサポート、ステアリングコラムの電動調整機能も含まれます。フロントシート、リアシートともにシートヒーターが標準装備されており、パナメーラ ターボS エクゼクティブではシートベンチレーションも標準装備されます。このシートシステムをベースとした、座面とバックレスト左右のサイド部が深く造られたアダプティブスポーツシート(18-way電動調節機能、メモリー機能付)は、パナメーラ ターボSにオプションで用意されています。 リアでは、折り畳み式センターアームレストを備えた2つの独立シートが、背の高い乗員に対しても余裕のあるレッグスペースとヘッドクリアランスをもたらします。パナメーラ ターボS エクゼクティブでは、リアシートの乗員はいちだんとラグジュアリーな走りを愉しむことができます。独立シートの足元のスペースはさらに12 cm拡大し、全シートがアクティブベンチレーションを備え、電動ロールアップサンシェードがいっそうのプライバシーを確保します。また、左右のリアの乗員もサイドエアバッグによって守られます。

東京モーターショーでワールドプレミア パナメーラ ターボSエグゼクティブは、東京モーターショー2013のプレスデイ初日、11月20日にポルシェ プレスカンファレンスにおいてワールド プレミアとなります。ポルシェが東京モーターショーにおいてニューモデルのワールドプレミアを行うのは、初めてのことです。

パナメーラ ターボSおよびパナメーラ ターボSエグゼクティブ希望小売価格

11月5日(火)より





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