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第43回東京モーターショー 出品概要【いすゞ自動車】
2013年11月1日
いすゞ自動車㈱ (本社:東京都品川区、社長:細井行、以下いすゞ) は、11月23日 (土) から12月1日 (日) まで東京ビッグサイトで開催される第43回東京モーターショーに、7台の車両 (内、参考出品2台) 、6基のエンジン (内、参考出品3基) などを出品します。
今回のモーターショーでは、
「Always Next To You」
-暮らしのそばに、いつまでも、どこまでも-
を出品テーマに、多岐にわたるクルマをつくりだし、暮らしのすぐそばで、豊かさや安心に貢献してきたいすゞを、商用車とディーゼルエンジンのいまとむかしを通してご紹介します。また、海外生産・販売車の参考出品として、タイで2013年10月にフルモデルチェンジをしたISUZU mu-Xなどを展示します。
出品概要
1. エルフ CNG-MPI
燃焼させても硫黄酸化物 (SOx) や粒子状物質 (PM) が発生せず、温暖化の原因となる二酸化炭素 (CO2) 排出量も抑えられる天然ガスで走るトラックです。圧縮天然ガス (CNG) を使用し、エネルギー多様化への対応に取り組んでいます。
2. フォワード Fカーゴクール
中型トラック「フォワード」にはいすゞオリジナル完成車「Fカーゴ」シリーズがあります。今回ご紹介する「Fカーゴクール」は温度管理バンとして食品の定温輸送に最適な装備をパッケージングしています。
3. フォワード 6×6
高い走破性を確保するため、全輪駆動タイプの六輪駆動 (6WD) を採用しています。不整地走破性、軟弱地通過性、地形障害通過能力などが高く、広域林野火災や豪雨による浸水など、大きな災害に対応することができます。
4. ギガ ダンプ
“まちづくり”を支える耐久性と積載能力を備えた「ギガ ダンプ」のライトダンプをご紹介します。ボディとシャシの軽量化を追求し、最大限の積載を確保しており、骨材や土砂の輸送に最適な車両です。
5. エルガ ハイブリッド
ディーゼルエンジン/オートクラッチ/モーター/AMT (自動変速式マニュアルトランスミッション) /リチウムイオンバッテリーで構成するパラレル式ハイブリッド路線バスで、省燃費走行とイージードライブを可能にしています。
6. ウーズレー CP型 1.5トン積みトラック【参考出品】
1924年 (大正13年) 完成。いすゞのトラック製造の原点ともいえるトラックです。関東大震災を乗り越えて完成した、ウーズレーCP型1.5トン積みトラックの第一号車をご紹介します。
7. ISUZU mu-X <海外生産・販売車両>【参考出品】
タイで2013年10月にフルモデルチェンジをして発表したPPV (パッセンジャー ピックアップ ビークル) です。ISUZU D-MAXをベースとして、快適性・安全性をさらに高め、タイやオーストラリアをはじめ東南アジアを中心に海外のニーズに応えます。
8. いすゞディーゼルエンジンシリーズ
いすゞがディーゼルエンジンの研究を始めて80年、いすゞディーゼルエンジン史の一端を示す過去のディーゼルエンジンです。
(1) DA4/DA6ディーゼルエンジン【参考出品】
・ DA4 : 1936年~1939年製造、DA6 : 1936年~1945年製造
いすゞのディーゼルエンジンの原点となったDA4、DA6ディーゼルエンジンより空冷4気筒のDA4ディーゼルエンジンをご紹介します。
(2) DL201ディーゼルエンジン【参考出品】
・ 1961年~1964年製造
初代エルフに搭載し「ディーゼルのいすゞ」としての評価を得たエンジンです。初代エルフは小型トラックの先駆けとなり、ディーゼルエンジンとトラックの組み合わせを確かなものにしました。
(3) 10TD1ディーゼルエンジン【参考出品】
・ 1997年~2003年製造
無過給、大排気量30.4L、600馬力。いすゞのトラック史上最大・最高出力のエンジンです。この10TD1を最後にエンジン開発の主眼は、小型化・高効率化・高過給小排気量の追求へと移行していきます。
現行のいすゞのディーゼルエンジンラインナップ「D-CORE」シリーズをご紹介します。 エンジンの軽量・コンパクト化による経済性能の向上、及び高過給化によって、排気量あたりのパワー・トルクを追求した、クリーンなディーゼルエンジンです。
(4) 4JJ1-TCSディーゼルエンジン
小型トラック「エルフ」に搭載。高圧・低圧2種類のターボを最適に制御する2ステージターボを採用したエンジンです。
(5) 4HK1-TCHディーゼルエンジン
中型トラック「フォワード」に搭載。2ステージターボの搭載により、全回転域において高効率なターボ効果を発揮します。
(6) 6UZ1-TCHディーゼルエンジン
大型トラック「ギガ」 (単車・トラクタ) に搭載。燃費効率の良い回転域が広く、燃費と動力性能を両立させた、パワフルかつクリーンなエンジンです。
9. 先進視覚サポートシステム「VAT」/電子式車両姿勢制御システム「IESC」
高精度のミリ波レーダーや各種センサーを駆使して、事故の危険を早期に可視化し、ドライバーの認知・判断・操作をトータルにサポートする「VAT」 (View Assist Technology) 、車両姿勢を安定化させ横転などを防止する「IESC」 (Isuzu Electronic Stability Control) をご紹介します。
10. 高度運行情報システム「みまもりくんオンラインサービス」
最新の通信技術とGPSの活用により、車両の運行状況をリアルタイムに収集しデータ解析を行う「みまもりセンター」を介し、車両と事務所を双方向で繋ぎ、リアルタイムの運行管理を可能とするシステムをご紹介します。
※こちらからいすゞ東京モーターショーサイト2013をご覧いただけます。
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