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潜水艦「こくりゅう」が進水【川崎重工業】

2013年10月31日


川崎重工は、10月31日12時35分から神戸工場第1船台において建造中の防衛省向け潜水艦「こくりゅう」の進水式を河野海上幕僚長、鎌田装備施設本部長、菊地海上幕僚監部装備部長を始めとする防衛省関係者ほかのご出席のもとに行いました。
命名ならびに支綱切断は、河野海上幕僚長により行われました。本艦は、潜水艦「そうりゅう」型の6艦目であり、戦後当工場における建造の潜水艦としては26隻目に当ります。
また、優れた水中運動性能および推進性能を持ち、船体には高張力鋼が使用されています。
さらに、スターリング機関採用による潜航性能の向上、各種システムの自動化、高性能ソーナー装備による捜索能力の向上及びステルス性能の向上などが図られているとともに、諸安全対策も十分に施されています。 本艦の工程ならびに主要目は次のとおりです。

<工 程>
起工:平成23年1月21日
進水:平成25年10月31日
竣工:平成成27年3月(予定)

<主要目>
長さ:84.0 m
幅:9.1 m
深さ:10.3 m
喫水(常備):8.4m
基準排水量:2,950トン
主機関:川崎 12V 25/25SB型 ディーゼル機関 2基
川崎コッカムス V4-275R スターリング機関 4基
推進電動機 1基
軸数:1軸
速力:20ノット
主要兵装:水中発射管  一式
その 他:スノーケル装置  一式




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