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フェラーリとのパートナーシップを拡大し、 GTレーシングカー開発に高度なシミュレーション技術を提供【アンシス・ジャパン】
2013年9月24日
フェラーリは、アンシス（NASDAQ：ANSS）の高度なシミュレーション技術を利用して、GTレーシングカーの耐久性を向上させます。タイトな開発スケジュールと厳しい規制に対応するために、エンジニアリングソリューションを導入したフェラーリは、トップスピードで競い合うGTレースの世界で起きる予期せぬ展開に備えて、ブレーキ冷却システムなどの重要な部品や車両全体の空力特性を最適化します。
アンシスとフェラーリは、コアバリューと最高を目指すという指針が共通していることから、これまでのF1でのパートナーシップに留まらず、GTレースにおいてもその協力関係を拡大することとなりました。
車両の信頼性と耐久性に焦点を当てたGTシリーズは、レース界のエンジニアリングの最先端技術を披露する場とみなされています。この契約をきっかけに、アンシスは、World Endurance Championship（世界耐久選手権） GT部門におけるフェラーリの公式スポンサーにも就任しました。ANSYSのCFD技術は、車両全体の抵抗低減や複雑な冷却システムの最適化に利用されます。
車両部品の評価と最適化にシミュレーションを利用できない場合、空力の効果を高められない、ブレーキシステムのオーバーヒートが生じる、といったリスクを負うことになります。過酷な耐久レースでは、これらが、勝者と完走さえできない敗者を分ける重要なポイントとなります。
「タイトなスケジュールに遅れずに、レース規制に順守した車両を開発することは、シミュレーションがなければ不可能でしょう。喜ばしいことに、過去15年間にわたるアンシスとの協力関係は大成功をおさめており、これからもこの関係を継続できることを嬉しく思います。高度なシミュレーションに対するアンシスのコミットメントは、業界でも並ぶものがなく、今後もあらゆる点で私たちに感銘を与えてくれることでしょう。」（フェラーリ、空力制御・熱制御・空調担当、Enrico Cardile氏）
「アンシスは、フェラーリのような最高クラスのチームとパートナー関係を結び、競争の激しい業界でシミュレーションの価値を披露できることを誇りに思います。レーシングカーの開発チームであれ風車の建造企業であれ、変化の速い世界市場が求めるのは最高のものだけです。このような状況だからこそ、他に類を見ないほど広範で高度な機能性を備え、流体解析をはじめとする幅広い解析分野を持つANSYS製品を、非常に効果的に適用していただけるのです。」（アンシス、シニア流体解析製品マネージャー、Gilles Eggenspeiler）
アンシス会社概要
アンシスは、高い速度・精度・信頼性を誇るシミュレーションにより、お客様が直面する非常に複雑な設計問題の明確化と洞察を可能にします。アンシスの技術は、業界に関わらずさまざまな企業が、実際に製品が正しく動作するということを確信を持って予測できるようにするものです。多くのお客様が、プロダクトインテグリティを高めてビジネスの成功を推進させるものとして、アンシスのソフトウェアに信頼を寄せています。1970年に設立されたアンシスは、2,500人以上のプロフェッショナルを擁し、その多くは、有限要素解析、数値流体力学、エレクトロニクスおよび電磁気学、最適化設計といったエンジニアリング分野のエキスパートです。本社を米国ペンシルベニア州ピッツバーグの南にあるカノンズバーグに置き、70以上の戦略的販売拠点を世界中に有し、40以上の国のチャネルパートナーとネットワークを築いています。
URL ： http://www.ansys.com
アンシス・ジャパン会社概要
アンシス・ジャパン株式会社（ANSYS Japan K.K.）は、米国ANSYS, Inc.100％出資の日本法人です。
ANSYS,Inc.のCAEソフトウェアを日本で販売し、あわせてサービス、サポート体制を確立するために設立されました。
URL ： http://ansys.jp
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