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ロシア工場でのRAV4生産を決定【トヨタ自動車】
2013年9月18日
トヨタ自動車㈱(以下、トヨタ)は、ロシアにおける生産拠点であるTOYOTA MOTOR MANUFACTURING RUSSIA(以下、TMMR)において、2016年よりロシア向けRAV4のCKD生産を開始することを決定した。TMMRの生産能力は、これまでの年間5万台程度から最大で10万台程度まで増加することになり、追加投資額は約180億円、新規雇用は約800名となる見通し。
ロシアでは、SUVセグメントの人気が非常に高く、RAV4はトヨタの同セグメントにおける主力モデルであり、本年1-8月累計販売は約2.7万台と、トヨタのロシアにおける最多販売モデルとなっている。今後も高い需要が期待できるとともに、よりタイムリーにお客様にお届けしていくことを目指し、今回の決定を行った。
トヨタの欧州統括会社であるToyota Motor Europe NV/SAのディディエ・ルロワ社長は、「RAV4は、2002年にロシアに導入して以降、ロシアのお客様に大変高い評価をいただいてきた。今後とも、ロシア自動車産業に貢献するとともに、よりお客様に喜んでいただける商品をお届けしていきたい」と語った。
ロシアは欧州のみならず、長期的な観点から、世界で最も成長が期待される市場の一つであり、トヨタは、2007年より、TMMRにてカムリの生産を行っている。また、ウラジオストク市では本年2月より、ソラーズ・ブッサン社において、ランドクルーザー プラドの組立を行っている。
トヨタは今後も、「クルマづくりを通じて地域社会に貢献する」という信念のもと、ロシアでの事業活動に引き続き従事していく方針である。
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