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「NISSAN GT-R」のエンジンを手で組み上げる4人の熟練の職人たち【日産自動車】

2013年9月17日

「匠」とは、何年もの苦労と献身的な努力により完璧な技能を手に入れた熟練の職人のことです。「匠」という称号は、職人という仕事の頂点を極めた者だけに与えられる言葉です。日産の横浜にある広大なエンジン工場では、4人の男たちが「匠」として認められています。彼らだけが、自動車の歴史の中で最も話題となったスポーツカーのひとつに搭載されるエンジンを組み立てることができるのです。

日産の横浜工場の匠は、黒澤工、大山恒美、塩谷泉、牛頭信光の4人です。彼らがこの特別な仕事をしてきた年数を合わせると100年以上にもなります。このエンジンの匠たちは、ロードカーでありながらレースカーでもある「NISSAN GT-R」のフードの下に搭載された545hp*のツイン ターボ3.8リッターV6エンジンの全てを手で組み上げます。エンジン1つ1つが、彼ら4人のうちの1人によって、細心の注意を払い正確に組み立てられているのです。

エンジン完成後、匠は自身の名前の入ったプレートをその最高傑作にはめ込みます。それはひとつひとつのエンジンに投入された熟練の技能を永遠に証明するものとなります。

今までには、たくさんの「NISSAN GT-R」オーナー達が、自分のGT-Rのエンジンを手で組み立てた匠に会いに横浜工場を訪れました。アメリカで人気の高い深夜のトークショーのホストで、自動車の収集家であり熱狂的な愛好者でもあるジェイ・レノも匠に会いに横浜工場を訪問しました。

日産の横浜工場は、技術と効率性において自動車業界の中でモデルとなるエンジン工場です。横浜工場は、約80年の歴史の中で、高性能スポーツカー「NISSAN GT-R」を動かす非常に有能なVR38エンジンを始めとしたエンジンを3,500万基以上生産してきました。

横浜工場の工場長である小沢伸宏は、「横浜工場は、日産の創業の地にあります。そしてこの地で日産のフラッグシップとなるエンジンを生産できることを誇りに思っています。このエンジンはニッサンブランドの頂点と言えます。私たちは、このエンジンを組み立てた匠の名前の入ったプレートを張り付けることで、使命感を持った匠の魂をひとつひとつのエンジンに吹き込んでいきます。」と述べました。

「NISSAN GT-R」のエンジンの匠に関しては、以下のスペシャルリポートをご覧ください。ビデオや写真などもご覧いただけます。http://reports.nissan-global.com/EN/?p=10948

* USスペック




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