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新型ダットサンをインドネシア・ジャカルタでお披露目【日産自動車】
2013年9月5日
● 2013年9月17日にインドネシアでダットサンの新型車を公開
● インドネシア向けに開発されたダットサン新型車の価格は、1億インドネシアルピア以下
日産自動車㈱(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は5 日、インドネシア・ジャカルタで9月17日にダットサンの新型車を公開することを発表しました。これは2014年にインドネシアで発売される2車種のうちのはじめのモデルとなります。
今回お披露目する新しいモデルは、日産の今までのグローバルレベルの技術力や経験、知見を基に、インドネシアの向上心のある新世代のお客様のニーズを満たすために、現地開発されたクルマです。この新型車は、他の新世代ダットサンモデルと同様に、モダンで、魅力的で、しかも高い信頼性を兼ね備えていると同時に、入手しやすいクルマとなっています。車両価格は、1億インドネシアルピア以下の設定で、将来の成功を夢見て、新車を所有するという夢を実現するために努力しているお客様にも手の届くクルマとなります。
本件に関する詳細は2013年9月17日に発表する予定です。
ダットサンについて
日産は2012年3月、ニッサン、インフィニティに続く第3のブランドとなるダットサンブランドの復活を発表しました。ダットサンは、高い成長を続ける市場で将来の成功を夢見るお客さまに、クルマのある豊かな生活を提供します。ダットサンは、80年にわたる日本のクルマづくりに対する技術とこだわりを象徴しており、日産のDNAを体現する重要なブランドです。ダットサンブランドのモデルは、2014年からインド、インドネシア、ロシアおよび南アフリカで販売を開始する予定です。
ダットサンの歴史
ダットサンは、約100年前の1914年に日本で作られた脱兎号(ダット自動車)に由来しています。「脱兎(ダット)」というのは「超高速」という意味であるとともに、当時の出資者であった、田、青山、竹内3人のそれぞれの名前の頭文字を取って名付けられたものです。また、耐久性のある(Durable)、魅力的で(Attractive)、信頼できる(Trustworthy)のそれぞれの頭文字を取ってDATとしたと宣伝されました。
1933年、日産の創立者である鮎川義介は、「すべての人に自動車を」というビジョンを持ってこの事業を引き継ぎました。1930年台初頭の日本の若者たちの向上心を満たす、軽量で経済的で耐久性のあるクルマは、「ダットの息子」、Datson(ダットソン)と名付けられ、後にダットサン(Datsun)となりました。日本のエンジニアリングと大量生産により鮎川の夢が現実のものとなったのです。
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