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中国自動車鋼板合弁会社の能力増強について【新日鐵住金】
2013年9月5日
新日鐵住金㈱(以下、新日鉄住金)、宝山鋼鉄株式有限公司(以下、宝鋼)の両社は、中国における自動車需要拡大に伴い、主に日系自動車メーカーの更なる能力増強による自動車用亜鉛めっき鋼板(GA)の需要拡大、及び燃費性能向上に資する更なる軽量化を進めるための超ハイテン化ニーズに対応すべく、上海市の宝鋼構内にある合弁会社BNA(宝鋼新日鐵自動車鋼板有限公司)において、第4溶融亜鉛めっきラインを現行ラインの隣接地に新設することを計画しておりましたが、この度、BNAが上海市政府より同ライン新設に関する批准を取得いたしました。2010年に稼働した第3溶融亜鉛めっきラインに続く、大きな能力増強投資となります。新ラインは、現在の第1、第3溶融亜鉛めっきラインと同タイプですが、新たに超ハイテン材(GA980DP等)の製造が可能で、生産能力42万t/年の自動車用高級めっき鋼板を生産するものです。新ラインは2015年の稼動開始を予定しております。
新ラインの概要
○名称 : 第4溶融亜鉛めっきライン(No.4CGL)
○生産能力 : 42万㌧/年
○投資額 : 約11億元
○立地 : 現在のBNAの隣接地(宝鋼構内)
○稼動開始時期 : 2015年(予定)
(参考)BNAの概要
○社名 : 宝鋼新日鐵自動車鋼板有限公司(日本名)
Baosteel-NSC Automotive Steel Sheets Co., Ltd.(英語名)
○設立 : 2004年7月
○事業内容 : 自動車鋼板(冷延鋼板、溶融亜鉛めっき鋼板)等の製造・販売
○製品 : 冷延鋼板、溶融亜鉛めっき鋼板
(主として自動車向け。一部、家電・建材向けを含む。)
○設備 : 酸洗/冷延 240万㌧/年
連続焼鈍(C.A.P.L.) 95万㌧/年
第1溶融亜鉛めっき(NO.1 CGL) 45万㌧/年
第2溶融亜鉛めっき(NO.2 CGL) 35万㌧/年
第3溶融亜鉛めっき(NO.3 CGL) 45万㌧/年(2010年稼働)
○従業員 : 約650名
○登録資本 : 30億元
○出資比率 : 新日鉄住金50%、宝鋼50%
(お問い合わせ先) 総務部 広報センター TEL : 03-6867-2135、2147
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