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「日産リーフ」、欧州市場にて救急支援車両として活動【日産自動車】

2013年9月2日

欧州の警察、緊急救助チームが環境保護とコスト削減のため
世界で最も売れている電気自動車を導入


欧州の警察や消防隊、救命救急チームは、世界で最も人気のある電気自動車「日産リーフ」を、緊急出動の際に第一線で活躍する車両として導入しています。

既に、ポルトガル、フランス、英国、スイスの救急隊が「日産リーフ」をコミュニティサポート車両として採用していますが、今後は他の欧州市場においても、2013年に「日産リーフ」に切り替えることが検討されています。

欧州日産の電気自動車担当のダイレクターであるジャン・ピエール・ディエルナは、以下のように述べています。「緊急事態の初期対応にあたる方や警察当局にとっての車両は、非常に大切な役割を担います。彼らは、その車両をとても頼りにしています。欧州の多くの警察が、都市部の地域をサポートする任務のために『日産リーフ』を選んでいることで、ゼロ・エミッションと安いランニングコストがいかに重要になっていきているかが分かります。『日産リーフ』の導入は、環境を守るということだけではなく、燃料代が大幅に下がることで財政的にも大きく貢献します。その節約した予算は地域へのサポートに再投資することができるのです。」

今年6月、フランスで訪問看護を行う看護師のシルビー・レイラーが、欧州で2011年3月の発売開始以来1万台目となった「日産リーフ」を購入しました。彼女は、パリ北西部近郊の高齢の患者の訪問のために「日産リーフ」を毎日運転しています。

数々の賞を獲得している「日産リーフ」は、様々な理由で、多くの緊急対応を行う方々に選ばれていますが、全員が、従来のガソリン/ディーゼルエンジン車から「日産リーフ」に乗り替えた最も重要な理由は、ゼロ・エミッションであること、と述べています。

世界で初めて「日産リーフ」を採用した警察はポルトガルの公共治安警察(PSP)です。PSPは昨年行ったセーフ・スクール・プログラムの一環として8台の「日産リーフ」を使用しました。ブルーの点滅灯とサイレンを搭載し、「Policia」のロゴの入った「日産リーフ」は、今後もその他の警察任務に使用されます。

PSPのナショナル・ダイレクターのポール・ゴメス・バレンテ警視は、「私たちは、世界で初めてゼロ・エミッション技術を搭載したクルマを、警察車両5,000台の一部として導入したことを誇りに思っています。私たちは、今後も大気汚染の軽減に貢献していきたいと考えています。100%電気自動車の『日産リーフ』が私たちの警察車両の新たな基準を打ち立てました。」と述べています。

英国では、ウエストミッドランズ警察が、警官が主に犯罪被害者のもとを訪問する際に使用することを目的に30台の「日産リーフ」を注文しました。これらの車両は、1日に平均して、フル充電で十分走れる距離 の約70km を走ります。
「日産リーフ」の導入により、他の警察車両は他の重要な犯罪取り締まり活動を行うことができるようになりました。

ウエストミッドランズ警察の警察・犯罪コミッショナーのボブ・ジョーンズは、「日産リーフは私たちの任務の要件にぴったりです。燃料代を大幅に削減すると共に、私たちの排出する二酸化炭素の総量も削減することができるでしょう。」と述べています。

ジュネーブから北に10kmに位置するスイスの町、メイランの地方警察でも「日産リーフ」を導入し、地域の毎日のパトロールに使用しています。この地方警察は、「日産リーフ」を地元の日産ディーラーから購入しましたが、そのディーラーは警察がディーラーの充電設備をいつでも利用できるようにしています。ピエール-アラン・チューディ市長は、「メイラン・コミューンは、最近、コミューンの政治課題として、二酸化炭素排出量を削減するという目標を設定しました。このイニシアティブのため、私たちはパトロール用の車両に電気自動車を導入することを決定しました。そうすれば、CO2排出量を削減するだけではなく、騒音も減らすことができます。日産リーフを導入したことで、更に地域内外でCO2排出量について議論されるようになり、ゼロ・エミッションの重要性についての認識が高まっています。」と語っています。

スコットランドでは、スコットランド警察当局(SPSA)が、「日産リーフ」2台を地域での任務のために導入しました。SPSAは、「日産リーフ」の導入を環境にとってのメリットの他、コスト削減にも期待しています。更に、スコットランド政府の2050年までにカーボンニュートラルになるという積極的な計画をサポートすることになります。

一方、英国のダラム州の消防・救命サービスは、「日産リーフ」を新たに導入するため、現在ダラム州ベルモントに建設中の消防・救命サービス本部を、EVが使いやすい施設となるよう計画を進めています。具体的には、本部内に3つの充電設備を設置することを計画しています。また更に、今後電気自動車の数を増やすことで、環境に対する取り組みをより拡大していくことを目指しています。




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