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新たにふたりのニスモアスリートがSUPER GTに登場【日産自動車】

2013年8月5日

ヤン・マーデンボローとアレックス・バンコムが、11月の富士スプリントカップに参戦
今週富士で開催されるSUPER GTのテストに参加

ニスモグローバルドライバーエクスチェンジは次のステップとして、ヤン・マーデンボローとアレックス・バンコムを、8月6-7日、富士スピードウェイで行われるSUPER GTの公式テストに参加させます。両ドライバーは11月には、同サーキットで開催される富士スプリントカップに参戦します。

ヤン・マーデンボローは、2011年のニッサンGTアカデミー勝者であり、今季はFIAヨーロッパ・フォーミュラ3選手権で、シングルシーターの強豪ドライバーたちとのバトルに挑んでいます。6月のル・マン24時間では、日産エンジンを搭載したLMP2車両でポディウムフィニッシュを果たしたばかり。さらに、ゲーマー出身ドライバーばかりのラインアップで臨んだ7月のスパ24時間レース(ベルギー)では 、#35 ニッサンGTアカデミーチームRJN のNISSAN GT-R NISMO GT3でプロ-アマクラスのポディウムにも上がりました。

「日本のSUPER GTに参戦するチャンスを得るなんて、私にとって信じられないようなことです」とマーデンボローは語ります。「グランツーリスモ5では、何度も富士でレースをしたので、実際のサーキットに行ってあのロングストレートを体験する日が待ち切れません。右のロングコーナーもとても楽しそうですね。2011年にレースを始める前まで、私には行きたいと願っていた場所が3つありました。ドバイ、米国、そして日本です。最初のふたつへの訪問は果たせましたし、これで残る日本に行き、そこでレースをするチャンスも得ました。私が走るのはGT300ですが、間近でGT500のマシンを見るのも楽しみです。とてもエキサイティングなマシンのようですね。いつかは日本で、レギュラーでレースをしてみたいと思っているので、今回は私にはとても大切な機会なのです」

アレックス・バンコムは、2008年にニッサンGTアカデミーが始まり、その後大成功を収めた中で、重要な役割を務めてきました。GTアカデミーの勝者すべてのドライバーの先生役として、日産のドライバー育成プログラムでのドライバーたちの急成長を支えてきました。2013年にはNISSAN GT-R NISMO GT3で既に一勝を挙げているバンコムは、富士でもGT300をドライブすることにモチベーションを高めています。

「日本には一度も行ったことがないので、SUPER GTのマシンでレースできることに、本当にワクワクしています」とバンコムは語ります。「ミハエル・クルムのようなドライバーがGT500に参戦している姿はテレビで何年も見てきましたが、とてもいい雰囲気です。GTレースの最高峰なので、自然とあそこで走ってみたいと何年も思ってきました。GT-R GT3のことは、これまでの経験でよくわかっています。今回はヨコハマタイヤでどんなパフォーマンスを発揮するのかが、非常に興味がありますね」

マーデンボローとバンコムは、2012年はチームメイトとして英国GT選手権に参戦し、同年にデビューしたNISSAN GT-R NISMO GT3でタイトル目前にまで迫りました。日産のグローバルモータースポーツダイレクター、ダレン・コックスも、ふたりの日本での活躍を楽しみにしています。

「ヤン(マーデンボロー)とアレックス(バンコム)が、日本でプロフェッショナルな走りをみせてくれるだろうと、自信を持っています」とコックス。「彼らはレースカーに乗る度に、いい仕事をしてきてくれたので、SUPER GTでもいい走りをしてくれると思います。ニスモグローバルドライバーエクスチェンジの一環として、我々のドライバーにこうした機会を与えることができて、大変誇りに思います」


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