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グローバル生産体制構築を加速【日野自動車】

2013年07月26日

-中核となる古河工場は2016年の本格稼働開始をめざす-

日野自動車㈱(以下、日野)は、グローバル生産体制の構築を一段と加速します。2012年5月にKD工場が稼働を開始し、今後、日野のものづくりと技術開発の拠点としてグローバル生産供給体制を支えていくことになる古河工場(茨城県古河市)では、2014年に稼働開始を予定しているアクスル工場に続き、主力の車両工場を2016年内に全面稼動開始させる計画です。

日野は、お客様に選んでいただけるメーカーとして日野ブランドをグローバルに確立させるために、また、日野がグローバルかつ持続的に成長するために、良い商品と良いサービスをタイムリーにお届けし続けることが不可欠であると考えています。そのために、日野の強みであるQDR(高品質・耐久性・信頼性)を基本としてお客様のニーズに合った、低燃費でランニングコストを抑えられる商品を短いリードタイムで提供していきます。併せて、お客様の車の稼働を最大化するため、トータルサポートの強化を推進していきます。

良い商品をより早くお客様にお届けするために、日野は、現在推進中の中期経営計画(2012年~2014年)において、モジュール化を軸とした地域適格商品の開発と、生産・供給体制のグローバルな最適化を進めています。マザー工場となる古河工場で新技術、新工法を確立し、それを海外の日野の工場へ展開することにより、商用車の特長である多様なお客様ニーズにも最短リードタイムで対応することをめざします。
そのために主力の大・中型車両工場を2015年度から段階的に稼働させ始め、2016年内に全面稼動させることに致しました。ただし、国内工程の再編も含めて日野工場が最終的に移転を完了するのは、当初の予定通り2020年となる見通しです。

また、将来構想として、メーカー完成車をお客様にお届けするまでのリードタイムをより短縮できるよう、古河工場敷地内に荷台架装の工程を設けることも今後検討していきます。

古河工場においては、革新・新技術、新工法の開発等を通じて、日本のものづくり技術・技能の発展にも貢献していきます。また、女性や高齢者にも働きやすい高効率でフレキシブルな生産ラインを導入するとともに、CO2削減等に配慮したエコでサステナブルな工場とし、『地域にやさしい』、『地球にやさしい』、『働き手にやさしい』工場をめざします。

日野は引き続き、お客様の声に真摯に耳を傾け、お客様へのサービスを徹底し、お客様とのつながりを持つことにより、地域に根ざした、お客様に信頼される日野をめざしてまいります。


<古河工場の概要>

ご参考
<日野自動車の各工場概要>


※いずれも生産実績は2012年度、従業員数は2013年4月末現在




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