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「GTNET ADVAN NISSAN GT-R」が3位表彰台を獲得【日産自動車】

2013年7月22日

~ スーパー耐久シリーズ第3戦 レースレポート ~

7月20~21日 ツインリンクもてぎ(栃木県)
スーパー耐久シリーズ第3戦がツインリンクもてぎで開催され、GT3クラスに出場した#81「GTNET ADVAN NISSAN GT-R」(青木孝行/星野一樹/尾本直史/吉田広樹)が3位表彰台を獲得しました。



前戦の韓国インジェ大会はスプリントレースでしたが、今大会はレース時間が5時間という耐久戦になりました。予選では、開幕戦の菅生大会でコースレコードを更新した#24「スリーボンド日産自動車大学校GT-R」(藤井誠暢/千代勝正/GAMISAN)の千代勝正が、もてぎでも速さを見せてコースレコードを更新。藤井誠暢との合算タイムでポールポジションを獲得しましたが、決勝日はスタート直前に給油系のトラブルが発生。ピットスタートとなりました。

12時22分に始まった決勝レースでは、序盤は予選2位からスタートした#81 GT-RがGT3クラスをリード。義務付けられていた3回のピットストップを終えたレースの終盤には3番手となりました。気温は30℃を超え、ドライバーにもマシンにも過酷な状況のなか、#81 GT-Rは安定して走行を続けていましたが、残り時間6分というところでマシンのリア部分にトラブルが発生。最終スティントを担当していた青木はスロー走行を余儀なくされました。4番手との差を確認しながら、トラブルを抱えたマシンをなんとかチェッカーまで運び、今シーズン2度目の表彰台を獲得しました。

ピットスタートとなった#24 GT-Rは、スタートドライバーを務めた千代がハイペースで序盤に12番手まで順位を挽回しました。33周を終えたところでタイヤとドライバー交代、ガソリン補給のためにピットに戻りましたが、ここでマシントラブルが発生。修理に時間を要し、再び順位を下げることになりました。その後はトラブルなく周回を重ね、最終スティントも担当した千代がレース中のファステストラップを更新。クラス7位でチェッカーを受けました。チームに帯同する学生たちにとっても、初めての5時間耐久レースは過酷な戦いとなりましたが、「菅生での開幕戦が中止になり、韓国大会には出場していないので、このもてぎ大会が、実質、今シーズンの開幕戦になったにも関わらず、学生の皆さんに変な緊張感はなく、全体的なレベルが上がっていると感じました。昨年と同じ仕事をしていても、質が上がったなと思いました」と、ドライバーの藤井誠暢は学生たちの働きぶりを語りました。

フェアレディZ34が5台出場したST-3クラスでは、多くのマシンがトラブルやアクシデントに見舞われる中、安定したペースを続けた#15「岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34」(長島正明/田中徹/田中哲也)が2位表彰台、同じチームの#5「岡部自動車メーカーズZ34」(今村大輔/安宅光徳/白井剛/入口秀輝)が3位表彰台を獲得しました。

青木孝行(#81 GTNET ADVAN NISSAN GT-R /決勝3位)
「最終スティントでは突然マシンの挙動がおかしくなり、レースペースで走らせることができなくなってしまいました。チームと相談し、何としてでも表彰台に上がろうと、4番手のマシンとの距離を確認しながらスローペースで走ることになりましたが、途中でストップすることなくチェッカーを受けることができて本当に良かったです。今シーズン初の耐久レースなのでいろんな部分に注意しながらレースしましたが、完走したことで様々なデータがとれました。次戦はさらに長い7時間レースですが、今回のデータを分析し、次にもいかしていきたいと思います」


<スーパー耐久シリーズ 第3戦 GT3クラス>

<スーパー耐久シリーズ 第3戦 ST-3クラス>


<関連情報>
「日産モータースポーツ」サイト
http://www.nissan-motorsports.com/JPN/




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