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「多治見サービスセン ター」の竣工式を実施【トヨタ自動車】

2013年7月22日

-人材育成を強化し、世界中で「もっといいサービス」の提供を目指す-
トヨタ自動車㈱(以下、トヨタ)は、国内外の販売店サービススタッフの育成や、車両修理技術の研究・開発を目的とした新施設「多治見サービスセンター」の竣工式を、本日、岐阜県多治見市の同敷地内で実施した。

竣工式には、古屋 圭司 国務大臣、古田肇 岐阜県知事、古川 雅典 多治見市長らを来賓に迎え、豊田章男 社長、前川眞基 副社長ら約120名が出席。
式典では、豊田社長が「お客様の現場で起こることに“より迅速に、より正確に”対応していくために、メンテナンス技術や修理技術を高め、お客様目線でアプローチし、コミュニケーションしていくのが、私どもの『サービス』の使命。『多治見サービスセンター』ではお客様の現場を再現し、現地現物で確認すると共に、地域ごとに最もふさわしい形でサービススタッフを育成していく。世界のサービススタッフの方々と心を一つに、『もっと安全で安心なモビリティ社会の実現』に近づけていきたい」と語った。

トヨタが、今後もグローバルに持続的な成長をしていくためには、商品力・販売力と共に、ご購入後のお客様をサポートするアフターサービスの充実が、これまで以上に重要である。
中でも、お客様と直接接するサービススタッフの応対力や技術力は、お客様のトヨタに対する信頼や満足度に直結する重要な要素であると考え、トヨタはサービススタッフの人材育成と技術力向上に、販売店と共に積極的に取り組んでいる。

また、世界中のお客様の使用環境は多種多様であり、車両技術も年々高度化していることから、現場のサービススタッフにはこれまで以上に幅広い知識と高い技術力が求められている。さらに、今後も市場拡大が見込まれる新興国では、サービススタッフの早期育成・増員も必要となっている。

「多治見サービスセンター」は、こうした状況に対応すべく、従来の日進研修センターの拡充を狙いに新設。敷地面積18.7万m2、4階建ての「研修棟」と、1.3kmの周回路と国内外の路面環境等を再現した特殊路面で構成する「走行確認路」を備えており、お客様がトヨタ車を使用される“現場”を再現し、「現地現物」で確認する実践的な研修を実施する。国内外から受け入れる受講者数も、年間2,600名から4,800名に拡大、将来的には、サービス技術の研究・開発機能も移転することで、サービス技術に関するグローバルな競争力強化の基盤を築いていく。

トヨタは、約135の国・地域の約12,800店舗の販売店に、約12万人のサービススタッフがいる(2012年末時点)。「多治見サービスセンター」の開設で、トヨタは、世界中のスタッフと心を一つに、「もっといいサービス」の提供を目指し、今後もお客様の信頼とご満足のために努力していく。

 

<研修棟>

 

 

<走行確認路>

 

施設の概要

 

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