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ロシア工場で中型SUV『パジェロスポーツ』の生産開始【三菱自動車工業】
2013年7月2日
三菱自動車（所在地：東京都港区 社長：益子修）は、PSAプジョー・シトロエン社（所在地：フランス パリ市 会長：フィリップ・バラン）とのロシア合弁車両組立工場であるPCMA Rus（ピーシーエムエー・ルス、所在地：ロシア カルーガ州）において、中型SUV『パジェロスポーツ』の生産を開始したことを発表しました。
三菱自動車は、安定的にSUV需要が伸びていくことが期待されるロシア市場において、2010年4月にPCMA RusでのSKD生産*1を開始、2012年11月には新型SUV『アウトランダー』の本格生産（CKD生産*1）を開始しております。
今回新たに現地生産車種として追加された『パジェロスポーツ』は、2008年に輸入完成車としてロシア市場に投入されました。オフローダーとしての走破性や堅牢ボディなどに加え、乗用車としての乗り心地などが高く評価され、ロシアでの累計販売台数はすでに2万4千台（5月末時点）に上っています。ロシアのお客様に受け入れられるSUVとして、今後は現地生産に切り替え、更なる商品強化を図ります。
三菱自動車は2012年12月に、お客様の声を反映した車両をより迅速に提供できる体制を整えることを目的に、ロシアにおける現地販売代理店*2の発行済株式総数の9％の株式を取得いたしました。競争が激化するロシア市場で更なる成長を目指すとともに、生産と販売が一体となった事業を推進することで、重要市場であるロシア事業をより一層強固なものとすべく前進を図ってまいります。
(*1) SKD生産：Semi Knock Downの略。CKDに比べ完成車両に近い状態で部品・コンポーネンツを供給し、工場で最終組立のみを
行い車両を完成させる生産方式
CKD生産：Complete Knock Downの略。車両組立用の部品を部品単位で供給し、工場で溶接・塗装・組立を行い車両を完成
させる生産方式
(*2) 現地販売代理店は2013年5月、社名をロルフ・インポートからMMC Rus（エムエムシールス）に変更いたしました。
(*3) 画像は一般輸出向け車両。
工場の概要
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