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建設・鉱山車両用大型ラジアルタイヤを正式発売【横浜ゴム】

2013年6月27日

横浜ゴム㈱は、建設・鉱山用リジッドダンプトラックに使用される大型ラジアルタイヤ「RB42」27.00R49サイズを6月から正式発売した。同商品のTRAコード※はE-4、タイヤ強度を表すスターレイティングは「★★」となる。標準的なオフロード路面に適応する「REGULAR(レギュラー)」と耐カット性能に優れる「CUT PROTECTED(カット・プロテクテッド)」の2仕様をラインアップし、泥、砂などの柔らかな路面からグラベル(砂利)、岩盤などの荒れた路面まで幅広い現場に対応する。
※TRAコード:アメリカ合衆国のThe Tire and Rim Association, Incによるタイヤの用途および踏面の種類における分類コード

「RB42」は大型ラジアルタイヤとして新たに開発されたベルト構造や専用モールドプロファイルの採用に加え、大型ラジアルタイヤ専用の新開発トレッドコンパウンドを採用した。これにより、耐久性能を確保しながら優れた耐摩耗性能と耐カット性能を発揮する。また、トレッドパターンには耐摩耗性能、トラクション性能、泥はけ性能をバランスさせたブロックパターンを採用している。

横浜ゴムは中期経営計画「グランドデザイン100(GD100)」のフェーズⅢ(2012年1月〜2014年12月の3年間)のタイヤ成長戦略に「高付加価値商品のグローバル展開」を掲げており、建設・鉱山車両用大型ラジアルタイヤは横浜ゴムが優位性を発揮できる高付加価値商品のひとつである。世界的な鉱物資源の生産増加に伴い、大型・超大型ラジアルタイヤは中長期的に需要が高まっている。こうした中、今回「RB42」を正式発売することで資源開発市場におけるグローバルな存在感をより一層高めていく。





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