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新型『アウトランダー』搭載の「衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)」が「ユーロNCAPアドバンスド賞」を受賞【三菱自動車工業】

2013年6月27日

三菱自動車は、新型『アウトランダー』欧州仕様車に搭載している「衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM:Forward Collision Mitigation System)」が、「ユーロNCAP*1アドバンスド賞」を受賞したことを発表しました。

2010年より導入された「ユーロNCAPアドバンスド賞」は、自動車の安全性能やメリットを消費者に分かりやすく伝える目的で、自動車メーカーが積極的に開発・導入している先進的な安全技術を評価し、表彰する制度です。今回の受賞により、先進技術“@earth TECHNOLOGY(アットアース・テクノロジー)”の1つである「衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)」が優れた予防安全技術として認められました。
「衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)」は、77GHzのミリ波レーダーで前方車両との距離や相対速度を監視し、前方車両の減速・停止等による車間距離の減少をいち早く検知。警報や自動ブレーキで、前方車両との衝突回避や衝突被害軽減に寄与します。この機能は、例えば夜間や雨天・濃霧などで前方が見えにくい状況でも安全走行をサポートします。目安として、前方車両との速度差が約30km/h以内(例えば、前方車両が停車時、自車の車速が30km/h以下)の場合、自動ブレーキで減速・停止することで、衝突の回避を図ります。速度差がそれを超える場合には、自動ブレーキでの減速により、衝突被害の軽減を図ります。なお、昨年10月より日本で発売された新型『アウトランダー』にも「衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)」は搭載されております。
また、この新型『アウトランダー』は、欧州・日本において車両の衝突安全性能を評価するユーロNCAP(昨年11月)及びJNCAP*2(今年5月)にて最高評価となる5★を獲得しております。

三菱自動車は、「『地球を走る。地球と生きる。』をテーマに、地球環境に配慮しながら、地球上のさまざまな地域のお客様に走る歓びを提供する」という想いをコミュニケーションワード「Drive@earth」に込め、“環境への貢献”、“走る歓び”、“確かな安心”を追求したクルマづくりを推進してきました。引き続き、安全安心な車をお客様に提供するため、安全技術の向上に努めてまいります。

*1・・・ 欧州にて実施される自動車アセスメント(New Car Assessment Program)の略称。
*2・・・ 国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)によって行われる自動車アセスメント(Japan New Car Assessment Program)の略称。新型『アウトランダー』は、平成24年度自動車アセスメント(JNCAP)で最高評価の「JNCAPファイブスター賞」を受賞。また、そのJNCAPファイブスター賞受賞車のうち、評価得点がこれまでの最高得点を超えたクルマに与えられる「JNCAP大賞」も受賞。




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