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高い透明性を保ちながら、赤外線を76%カットする自動車専用フィルムに 施工作業性を大幅に改善した「ピュアカット89 PLUS」が登場【住友スリーエム】

2013年6月21日

住友スリーエム㈱(本社:東京都品川区 代表取締役社長:三村浩一)は6月24日から、「3M™ スコッチティント™ オートフィルム」の新製品、「ピュアカット89 PLUS」の販売を開始します。

透明性が非常に高く、自動車のフロントガラスなどに貼ることで赤外線を76%カットする従来品「ピュアカット89」の特性はそのままに、施工作業性を大幅に改善した新製品です。

自動車専用のフィルムとして開発した「ピュアカット89」は、透明遮熱というコンセプトで2008年に販売を開始して以来、フロントガラスや運転席・助手席のサイドガラスのように高い透明性が求められる部位に貼ることがきる※遮熱フィルムとして、同分野で市場をけん引してきました。

※  高い透明性が求められる部位に貼ることができる:保安基準により、フロントガラス及び運転席・助手席のサイドガラスは70%以上の可視光線透過率が必要です。

新製品「ピュアカット89 PLUS」では、施工技術者からの要望に応える形で、一部の仕様変更を伴う大幅な改善を行いました。

1. 糊ズレ性の改善:新たな粘着剤を採用することで、フィルムの位置合わせや水抜き作業の時に糊ズレが発生しにくくなりました。これにより貼り損じの低減に寄与します。
2. 異物隠蔽性の改善:ガラス面とフィルム面の間に微細なゴミが目立ちにくく、仕上がりもきれいになりました。
3. 取り扱い性の改善:新たなライナーを採用することで、フィルムに一定のコシを与えつつ熱収縮性を改善しました。これにより作業ブース内での持ち運び時や熱収縮による整形時にフィルムの折れが発生しにくくなりました。
4. ライナー巻き向きの改善:ライナーの巻き向きを変更し、ロールの外側にライナー、内側にフィルムがくる仕様としました。

新製品を先行して検証いただいた施工技術者の8割から、これら4点について十分に改良されていると評価されました。また、フィルム表面の滑りがよくなったことで、スキージーを使った水抜き作業がスムーズに行えるようになり、傷がつきにくくなった点も高く評価されています。

赤外線および紫外線のカット率や可視光線透過率の高さなど、従来品同様の特性を備えながら施工作業性を大幅に改善し、さらにきれいな仕上がりを実現する「ピュアカット89 PLUS」は、特にフロントガラスを中心とした高い透明性が求められる部位での使用に最適な製品です。

透明遮熱フィルムの有無による温度差(サーモグラフィ画像)

フィルムを施工していない自動車(画像左)ではドライバーの右肩は52.6℃に達したが、フィルムが施工された自動車(画像右)では42.2℃までで抑えられた。
(撮影条件:2010年6月の晴天の昼に窓を閉め、エアコン停止25分後に再びエアコンを10分稼働した。右側のみ、「3M™ スコッチティント™ オートフィルム ピュアカット89」が施工されている。同製品の赤外線カット率等の特性は、新製品「ピュアカット89PLUS」と同等。)

製品性能

「3M™ スコッチティント™ オートフィルム ピュアカット89 PLUS」に関するお問い合わせは

スリーエム ヘルスケア㈱
カスタマーコールセンター  TEL : 0570-011-211

*3M、スコッチティント、は3M社の商標です。
*Adobe、Adobeロゴ、Acrobatは Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の商標です


このページは、発表時のニュースリリースの内容を基に制作されています。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。




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