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インドネシアにおける自動車用溶融亜鉛鍍金ライン建設について【JFEスチール】
2013年6月17日
当社はこのたび、インドネシア初の自動車用溶融亜鉛鍍金ライン(Continuous Galvanizing Line:CGL)を、首都ジャカルタから南東約30kmの西ジャワ州ブカシ県MM2100工業団地内に建設することを決定しました。本事業(ライン建設および稼動後の製造・販売)は現地法人であるPT.JFE STEEL GALVANIZING INDONESIAが行います。
インドネシアは、すでに多くの自動車会社が生産・輸出拠点を構える東南アジア第二の自動車生産国であることに加えて、今後も自動車会社の生産能力の増強、工場新設が相次いで計画されていることから、自動車用高級鋼板需要の更なる拡大が見込まれます。
当社は本事業により、既に稼動中の中国、タイに続きアジア地域の3拠点で自動車用溶融亜鉛鍍金ラインを展開することになります。また、インドでは、提携先のJSWスチールが建設している溶融亜鉛鍍金ライン等への製造技術の供与を進めています。
これらを通じ、各国で拡大する自動車会社の現地調達需要および高度化する製品ニーズにお応えするとともに、技術移転などを通じてアジア地域での鉄鋼産業の発展に貢献してまいります。
インドネシア溶融亜鉛鍍金鋼板事業会社の概要
会社名 : PT.JFE STEEL GALVANIZING INDONESIA
所在地 : Bekasi県MM2100 Industrial Town内
設立時期 : 2013年5月
総投資額 : 約3億米ドル
出資比率 : JFEスチール 100%
インドネシア溶融亜鉛鍍金鋼板製造設備の概要
製造品種 : 溶融亜鉛鍍金鋼板(主に自動車向け)
生産能力 : 40万トン/年
製造可能寸法 : 板厚:0.4mm~2.3mm 板幅:800mm~1,850mm
稼動時期(予定) : 2016年3月
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