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製品設計に必要なハーネス回路設計を効率化するソリューション「ECAD dio® HARNESS+」を住友重機械モダンから受注【ワコム】
2013年6月17日
~キャストフィルム製造システムなどの開発・設計業務効率化を推進~
㈱ワコムは、住友重機械工業傘下でフィルム、シート製造システムの設計、製造、販売を行う住友重機械モダン㈱から、統合型エンジニアリングCADソリューション「ECAD dio 2013」のフラグシップライン「HARNESS+ (ハーネス・プラス)」を受注しました。
通常ハーネス(注1) 図面の作成では、汎用のCADツールや描画ツールを使用することが多く、作図に多大な工数がかかる上、手作業によるミスも多く発生します。このため、変更が生じた場合の対応も煩雑でミスが発生しやすいなどの課題がありました。 「ECAD dio HARNESS+」では、ハーネス回路図の作成から、電材や部品の接続情報の適合チェックを経て、ハーネス図面への自動展開まで一貫した流れで効率的な設計が可能です。
住友重機械モダン㈱では、この度の「ECAD dio HARNESS+」の導入により、以下のような業務の大幅な効率化が可能となります。
● 製造システムの図面作図時に、部品情報にもとづいて適合コネクタやケーブルが自動でリストアップされるため、カタログ参照の手間を省き、情報入力ミスの削減が可能となる。
● ハーネス回路図からコネクタ一括配置によりハーネス図面が自動で作成できるため、作図工数削減、製品投入までの時間短縮が可能となる。
● 作成したハーネスの接続情報や部品情報を3次元CADに取り込み、装置内の配線ルート検討を確実に行うことが可能となる。
同社は今後、今まで以上に設計の効率化を図るとともに、「ECAD dio HARNESS+」とPDM製品(統合情報管理システム)との連携により、設計データ管理や購買、資材、生産部門とのデータ連携を進めていく予定です。それにより「ECAD dio HARNESS+」は、関連部門とのスムーズな情報共 有やワークフローの大幅な効率化に貢献することが期待されています。
注1: ハーネスとは…複数の電線をコネクタ等各種部品で束ねたものです。自動車の車内配線や、機械装置内部に用いられる。ワイヤーハーネス、ワイヤーケーブルとも呼ばれます。
※ワコム、ECAD、ECAD dioは株式会社ワコムの登録商標です。
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