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新型軽自動車『eKワゴン』『eKカスタム』を発売【三菱自動車工業】

2013年6月6日

三菱自動車は、トールワゴンタイプの新型軽自動車『eKワゴン』『eKカスタム』を、6月6日(木)から全国の系列販売会社で販売開始します。メーカー希望小売価格は、『eKワゴン』が1,050,000~1,335,000円(消費税込み)、『eKカスタム』が1,269,000~1,546,000円(消費税込み)となります。

新型『eKワゴン』『eKカスタム』は、三菱自動車と日産自動車の合弁会社NMKVが企画・開発した軽自動車の第1弾で、三菱自動車の50年以上にわたる軽自動車づくりのノウハウと、NMKVによる新たなマーケティング手法により、今の時代に求められる「いい軽」(eK = excellent K-car)を追求。軽自動車の経済性や扱いやすさといった普遍的な価値に加え、従来の軽自動車にないクオリティを備えた新型軽トールワゴンで、「軽自動車の枠を超える上質感」「快適空間と運転のしやすさ」「優れた燃費性能」を主な特長としています。

初代『eKワゴン』はセダンとトールワゴンの中間に位置するセミトールワゴンとして2001年10月に発売し、『eKスポーツ』『eKクラッシィ』『eKアクティブ』とラインアップを充実させていくことで、三菱自動車の軽主力車種となりました。2006年9月には2代目『eKワゴン』『eKスポーツ』を発売し、2012年度までの累計販売台数は75万台を超えています。3代目となる今回の新型『eKワゴン』『eKカスタム』は、現在の軽乗用車の中で40%以上を占める最大市場であるトールワゴンの新型車として誕生。アイドリングストップ機能「オートストップ&ゴー」など最新のエコサポート技術を採用し、クラストップ*1の低燃費29.2km/L*2を実現しています。

*1・・・全高1,550mm以上の軽トールワゴンクラス (2013年6月6日時点、当社調べ)
*2・・・JC08モード燃料消費率、国土交通省審査値


1. 商品概要

(1)「軽自動車の枠を超える上質感」
(1)エクステリアデザイン
ボディサイドのダイナミックな3本のキャラクターライン「トリプルアローズライン」と、流れるようなルーフラインを特徴とした、伸びやかで躍動感あるデザインとしました。 「トリプルアローズライン」は、フロント正面中央のスリーダイヤを基点にヘッドランプからフロントフェンダーへと続くラインでワイド感を表現。また、フロントバンパーから特徴的なL字型リヤランプまでのラインでスピード感ある流れを表現。さらに、ボディ下部にハイライトのアクセントを付けたラインで安定感を表現しています。これら、ボディ全体に抑揚を効かせた面構成とし、これまでの軽自動車にはない、立体的で上質感あるデザインとしています。
『eKワゴン』は、光沢ブラックのフロントグリルに配した2本のクロムメッキラインが、ヘッドランプ内のターンランプに連続してワイド感を表現。また、ヘッドランプは切れ長のアイラインの中央に、輝きのある瞳をイメージしたリフレクターを配して個性的な表情としています。
『eKカスタム』は、フロント全体を存在感ある大型クロムメッキグリルとディスチャージランプを組み込んだ緻密なヘッドランプにより、精悍な表情としています。また、大型バンパー、サイドエアダム、リヤスポイラーにより、力強さと安定感あるデザインとしています。
ボディカラーは、『eKワゴン』は新色のチェリーブラウンパール(有料色*)、パープリッシュネイビーパール(有料色*)、ブリリアントターコイズメタリックを含む全8色。『eKカスタム』はプレミアム感ある4色を厳選したラインナップとしています。
*・・・21,000円(消費税込)

(2)インテリアデザイン
開放的で、柔らかな形状のトリムに包まれたインテリアとしています。
インストルメントパネルは、上質なピアノブラック調のセンターパネルを配し、先進的で操作性に優れるタッチパネル式オートエアコンを採用(『eKワゴン』の「E」を除く)。【軽自動車初】
フロントシートは、長時間のドライブでも疲れにくいよう、ホールド性を重視。リヤシートは、下肢のサポート感を含め、ソファのような座り心地とし、上質感あふれる快適な居住空間を実現しています。
運転席側にアンダートレイ、助手席側に上下グローブボックス、オープントレイ、シートアンダートレイ(『eKワゴン』の「E」を除く)など、便利で使い勝手の良い収納を豊富に備えています。
『eKワゴン』は、上質で洗練されたイメージのブラック&アイボリー内装とし、シート生地は温か味のあるアクセントカラーを施したソフトファブリックを採用しています。
『eKカスタム』は、スポーティかつプレミアムなイメージのブラック内装とし、シート生地は高級感ある縦柄のスエード調ファブリックを採用しています。

(2)「快適空間と運転のしやすさ」
(1)快適空間
先代『eKワゴン』に対して全高を+70mm、ホイールベースを+90mmとしたことで、ゆとりある居住空間を実現。とりわけ後席では、前席とのスペースを+107mmとしたことにより、乗員の快適性を高めています。
約99%*の紫外線カット率を実現した99%UVカットガラスをフロントドアガラスに採用しました(『eKワゴン』の「E」を除く)。【三菱自動車初】
また、フロントウインドシールドには約100%*のUVカット機能がある合わせガラスを、リヤドア/クォーター/テールゲートにも約94%*のUVカット機能のあるプライバシーガラス(『eKワゴン』の「E」を除く)を採用。デルタウィンドウガラスを含むすべてのガラスにUVカット機能を持たせることで、快適な室内環境を実現しています。
*・・・自社調べ。ISO9050基準。

(2)運転のしやすさ
ガラスエリアを拡大するとともに、着座位置を上げることで、広く見やすい前方視界を実現。また、左右のフロントピラーを細くすることで、死角の少ない良好な視界を実現し、右左折時や合流時の安全確認をしやすくしています。
先代『eKワゴン』に対して、ホイールベースの延長やタイヤのサイズアップを実施しながら、最小回転半径は取り回しのよい4.4mを維持(『eKカスタム』の「T」を除く)。また、電動パワーステアリングは、車庫入れなどの低速走行時には軽め、高速走行時はしっかりとした手応えのある設定とし、安心感があり運転のしやすい操舵フィーリングとしています。
シフトレバーを「R(後退)」に入れると、車両後方の映像をルームミラー内のモニターに表示するリヤビューモニター付ルームミラーを『eKワゴン』の「G」、『eKカスタム』の「G」「T」に標準装備しました。
急な坂道での発進時、ブレーキペダルからアクセルペダルに踏み換える間、自動でブレーキを最大2秒間保持して車体のずり下がりを防止する、ヒルスタートアシストを採用しました(『eKワゴン』の「E」、『eKカスタム』の「T」を除く)。【三菱自動車軽初】
『eKカスタム』の「T」は、滑りやすい路面や急なハンドル操作時に車両の不安定な動きや車輪のスリップを防ぐアクティブスタビリティコントロール(ASC*)を、ブレーキの踏力を補助するブレーキアシストとのセットで、2013年8月よりメーカーオプション設定します。
*・・・Active Stability Control system

(3)「優れた燃費性能」
(1)エンジン
フリクション低減、燃焼改善により、低燃費で高性能な小型・軽量の新世代MIVEC*エンジンを搭載しました。
『eKワゴン』と『eKカスタム』の「M」「G」の2WD車では、減速時(約13km/h以下)からアイドリングを停止させ、ガソリンの消費を抑えるコーストストップ機能付の新しい「オートストップ&ゴー」を採用【三菱自動車初】し、 軽トールワゴンでクラストップの低燃費29.2km/L(JC08モード燃料消費率、国土交通省審査値)を実現しました。
*・・・Mitsubishi Innovative Valve timing Electronic Control system
『eKワゴン』の「M」「G」と『eKカスタム』の「G」の4WD車では、停車時にアイドリングを停止する従来の「オートストップ&ゴー」を採用して26.0km/L、『eKワゴン』の「E」は「オートストップ&ゴー」非採用ながら25.8km/Lを実現。NAエンジンを搭載する全車で平成27年度燃費基準+20%を達成してエコカー減税の対象車となり、購入時の自動車取得税と自動車重量税が免税となります。
ターボエンジンを搭載する『eKカスタム』の「T」の2WD車は、23.4km/Lで平成27年度燃費基準+10%を達成。4WD車は22.6km/Lで平成27年度燃費基準に適合して、それぞれエコカー減税の対象車となり、購入時の自動車取得税と自動車重量税が2WD車で75%減税、4WD車で50%減税となります。

(2)トランスミッション
INVECS-III* CVT(副変速機付)を採用しました。【三菱自動車軽初】
変速比幅の広いギヤレンジを設定するとともに、低アクセル開度での直結領域を拡大したことによって、加速性能と燃費性能を両立しています。
*・・・Intelligent & Innovative Vehicle Electronic Control System(学習機能付シフト制御)

(3)車体
細部にわたる徹底した軽量化、空気抵抗の低減、走行抵抗の低減により、優れた燃費性能の実現に大きく寄与しています。
ボディは高張力鋼板の採用率を8%から56%へと大幅に拡大するとともに、リンフォース類の小型化や薄肉化といった構造の合理化により、先代『eKワゴン』に対して約10%の軽量化を実現。その他の細部にわたる軽量化と合わせ、トールワゴン化などによる重量増を相殺しています。
前後バンパーに空気抵抗の低減効果のある形状を盛り込み、居住空間を損ねることなくルーフを後方で緩やかに落とし込むことにより、クラストップレベルのCD値0.32(当社測定値)を実現。先代『eKワゴン』に対して空気抵抗を約10%低減しています。

(4)その他の商品特長
(1)便利機能
エンジンスイッチ+キーレスオペレーションシステムを、『eKワゴン』の「G」、『eKカスタム』の「G」「T」に採用しました。【三菱自動車軽初】 
キーレスオペレーションキーを携帯していれば、ドアハンドルやテールゲートのスイッチを押すだけで解錠・施錠が可能。また、エンジンスイッチをワンプッシュするだけで、エンジンの始動・停止も可能です。
様々な自動機能で快適なドライブをサポートする、三菱自動車独自の電子制御システム「ETACS*」を採用。イグニッションOFFで運転席のドアを開けると自動消灯する「ヘッドライトオートカット」、短時間のターンレバー操作でフラッシャーを3回だけ点滅させる車線変更時に便利な「コンフォートフラッシャー」、ワイパースイッチを間欠モードにすると走行速度に応じて間欠時間を自動調整する「フロント可変間欠ワイパー(車速感応式)」など、便利な機能が充実しています。
*・・・Electronics Time and Alarm Control System
室内側からも荷室側からも操作可能な170mmのリヤシートスライド(一体式)により、荷室の拡大を可能とします。また、荷物の量に応じてアレンジが可能な5:5分割可倒式リヤシートとし、背もたれの前倒しに連動してシートが沈み込み、フラットな荷室を実現するワンタッチフォールディング機構を採用しています。

(2)安全装備
衝突エネルギーを吸収するフロントボディ構造と高剛性キャビン構造を組み合わせた、三菱自動車独自の衝突安全強化ボディ「RISE*」を採用。客室保全環状構造や、高張力鋼板を適材適所に使用したことにより、優れた衝突安全性を実現しています。
*・・・Reinforced Impact Safety Evolution
ボンネットフードなどに歩行者の頭部の傷害を低減する衝撃吸収構造を採用するとともに、バンパー内部に歩行者脚部の傷害を低減する構造を採用しています。
運転席&助手席SRS*1 エアバッグを標準装備。また、フロントシートベルトには、万一の衝突時に瞬時に肩部および腰部のベルトを巻き上げて乗員を拘束するプリテンショナー機構*2と、胸部の負担を緩和する可変フォースリミッターを採用しています。また、リヤシートベルトは3点式ELR*3付シートベルトを採用しています。
*1・・・Supplemental Restraint System
*2・・・腰部は運転席側のみ
*3・・・Emergency Locking Retractor
急ブレーキ時のタイヤロックを防ぎ、横滑りなどの不安定な車体姿勢を防ぐABS*1を全車に標準装備。さらにブレーキアシスト(『eKワゴン』の「E」、『eKカスタム』の「T」を除く)がブレーキ踏力を補助し、EBD*2が乗員・積載量に応じて後輪ブレーキの制動力を調整。状況に応じた理想的なブレーキ力を確保します。尚、『eKカスタム』の「T」の2WD車には、ブレーキアシストとASCをセットで、2013年8月よりメーカーオプション設定します。
*1・・・Anti-lock Brake System
*2・・・Electronic Brake-force Distribution(電子制御制動力配分装置)
急ブレーキをかけた際に、自動でハザードランプを高速点滅させ、後続車が追突しないように注意を促すエマージェンシーストップシグナルを採用しています。【三菱自動車軽初】

(3)ディーラーオプション
全車オーディオレスに対応したワイド2DINサイズのナビゲーション(ハイスペックモデル、ベーシックモデル)、スマートフォン連携ディスプレイユニット、CDチューナーアンプを設定しています。
エクステリアの上質感をさらに高める「メッキパッケージ」(メッキミラーカバー、メッキドアハンドルカバー)、夜間のドライブを楽しくする「イルミパッケージ」(イルミネーション付スカッフプレート、フロアイルミネーション)、視認性を向上して安全性を高める「セーフティパッケージ」(フォグランプ、親水鏡面ドアミラー)と3つのパッケージオプションを設定しています。
リモコンエンジンスターターの携帯機で、車両装備のキーレスオペレーションシステム(KOS)も操作できるKOS対応リモコンエンジンスターターを設定しています。

2. 販売概要

(1)販売目標台数
5,000台/月(2013年度)

(2)メーカー希望小売価格 (リサイクル料金、保険料、消費税を除く税金、登録等に伴う費用は含まれません)

(3)最長10年または10万Km特別保証延長
エンジン、トランスミッション、ステアリングなどの特別保証部品を、初年度届出日から5年または10万kmのいずれか早い方まで保証しています。さらに、ご購入頂いた系列販売会社でご購入時にお申し込みのうえ、保証延長点検(24ヶ月定期点検相当)を実施頂くことで、最長10年または10万kmのいずれか早い方まで延長します。

(4)ぷちリペア保証
新型『eKワゴン』『eKカスタム』をご購入頂いたお客様に、初度検査年月日(届出日)から1年以内の偶発的な事故または人為的な第三者による事故*において車両を修理する際の費用を、1回(1事故)に限り最大5万円(消費税込)まで保証します。尚、お客様のご負担(免責)は3千円となります。
*・・・接触、はね石、いたずらなどによる損害。装備品の紛失、点検整備、故障、パンク、地震・噴火・津波などによる損害は対象外となります。




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