中国軸受工場開所式について【ジェイテクト】

2013年5月30日

㈱ジェイテクトの中国軸受製造会社、無錫光洋軸承有限公司（以下WKB）と光洋滾針軸承（無錫）有限公司（以下KNBW）は、従来所在地が無錫市の再開発対象地域となったため、近隣の胡埭（フータイ）工業園へ移転し、本日開所式を行いました。

今回の工場移転に伴い、WKBおよびKNBWは設備の更新、生産ラインの見直しとともに、より生産性と品質の向上を図ってまいります。

WKBでは、今回の移転で、主力製品である小型玉軸受の生産設備の一部を更新するとともに、更なる品質の向上を図ってまいります。物流面でも、ラインやストアの集約により、工場内の物流効率を高めました。また、高度排水処理装置を設置するなど環境面に配慮した工場となっております。

KNBWは、今回の移転により、従来海外生産品を輸入していたロッカーアームの生産ラインを新設し、現地生産体制を構築し、コスト競争力を高めました。また、生産設備の更新、能増により、生産性向上や更なる品質の向上を図っております。今後は、現地生産比率を増やし、2014年には現地生産量約3倍を目指してまいります。（2012年比）

WKBおよびKNBWは、今後、効率化を一層推進し、更なる成長が見込まれる中国の自動車市場への需要増に応えてまいります。