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自動車用安全システムメーカーのタカタ、NHTSAよりU.S. Government Awards for Safety Engineering Excellenceを受賞【タカタ】
2013年5月28日
~乗員向けの衝突安全システムの研究開発が評価され、日本の部品メーカーでは初受賞~
シートベルト、エアバッグ、チャイルドシートなどの自動車用安全システムを提供する専門メーカー、タカタ㈱(社長:高田重久 本社:東京都港区、以下タカタ)のリサーチ部主任研究員 吉田良一が、NHTSA(米国連邦道路交通安全局)※1より、U.S. Government Awards for Safety Engineering Excellenceを受賞し、5月27日(月)にソウルで開催されたESV国際会議※2で表彰されました。
今回受賞したU.S. Government Awards for Safety Engineering Excellenceは、自動車の安全研究や安全対策の分野で多大の功績を認められた研究者に贈られる賞で、2年に1度開催されるESV国際会議において授賞式が行われます。この賞は、1980年の第1回表彰以来33年間で、各国の政府関係者・公的研究機関の研究者・自動車メーカー・部品メーカーの方々が受賞してきましたが、日本の部品メーカーとして受賞するのは吉田良一が初めてです。
吉田は、1975年にタカタに入社以降38年に渡り、成人および子ども乗員向けのさまざまな衝突安全システムの研究開発に取り組んできました。主な取り組みとしては、Advanced Airbag Systemの研究・開発や、子ども乗員保護性能向上の研究などがあります。そして、その安全に対する総合的な取り組みがNHTSAに高く評価され今回の受賞となりました。
タカタは、車のあらゆる乗員と、それを取り巻く社会全体を見据え、タカタの夢である「交通事故による犠牲者がゼロになる日」を願って、これからも自動車の安全システムを追求し続けてまいります。
※1 NHTSA ( National Highway Traffic Safety Administration / 米国連邦道路交通安全局 )
米国運輸省の管轄のもと、交通条例により1970年に設立。交通事故による死傷者の軽減や、自動車装備品の安全性能基準の強化など、自動車および自動車の乗員に関する安全対策を効果的かつ有効的に推進するための様々な活動をおこなっている。
※2 ESV国際会議 ( Enhanced Safety of Vehicles )
NHTSA主催で2年毎に開催される自動車の安全に関する国際会議で、事故調査・解析、安全基準、子ども安全、自動車アセスメントなど幅広い分野で各国からのプレゼンテーションが行われる。40年以上の歴史があり、5月のソウル会議で23回目の開催となる。
会社概要
・ 会社名 : タカタ㈱
・ 創業 : 1933年
・ 本社住所 : 東京都港区赤坂2-12-31
・ 代表者 : 代表取締役社長 高田重久
・ 資本金 : 41,862百万円(2013年3月時点)
・ 連結売上高 : 415,521百万円(2013年3月期)
・ 従業員 : 36,152人(2013年3月時点) ※連結ベース
・ グローバル生産拠点: 日本・アジア・欧州・米州で、20カ国 54工場(2012年12月時点)
・ 事業内容 : シートベルト、エアバッグ、ステアリング・ホイール、トリム
チャイルドシートなどの製造販売
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